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今朝の某ニュース番組で妻と男を車でひき殺そうとしたDV夫の事件が語られてました。殺人未遂?で逮捕された夫は「殺そうと思った」と殺意を語ってるとか。
で、夫が妻の居所を知った方法について説明されてたし、妻の意思は薄弱なのでシェルターでの安全確保のために携帯を預かるとか、外に出さず一切の人間関係を遮断するのが正しい方法だとの話しがコメンテーターなどの対話で進められます。 報道を見る限り、DV加害者はとても危険な存在で、強制的な分離、遮断は当然だとの意見でまとめられます。一人のコメンテーターが加害者に対する心理対応のことを一言言ってただけで、本質的なDV問題の解決法について語る人はいません。 なぜ犯人の夫が殺意を持つに至ったのか、そこに至るまでに安全を確保するための加害者対応(心理対応)はどうあるべきだったのか、語ることは沢山あるはずなのに・・・ 被害者の妻は男と一緒にいた所を狙われたということらしいけれど、男と妻の関係とか男と夫の関係とか、ここに至る人間関係のこじれをなんとかしなければ、妻は恨みを抱いた夫の報復に怯えながら逃避生活を続けなくてはなりません。仮に夫が自分の人生を捨てても報復したいと考えていたら、刑罰で事件化を防ぐ事は難しくなるのも当然。 下世話な話しだけれど、浮気や借金がばれた妻がうまく離婚するためにDVをねつ造して、有利に離婚するという事実があるし、シェルターに入ったけれど、人間関係を遮断されて孤立し、不安から心病んで離婚後の生活がうまく行かないという話しもしばしば聴く所。 問題は中途半端な法律や当事者の視点に立たない偏った支援のあり方なのに、すべてを加害者の暴力性・異常性の問題にすり替えて分離強化で解決するかのごとく報道するのは、見てて腹だたしいのを超えて、悲しくなります。これでは被害者も救われないのだもの。 公正・中立・証拠主義に基づいた司法判断や、加害者に対する即効性のある警察対応、加害者に対する脱暴力支援、子供に対する人権の擁護など、日本の法律や制度に盛り込まれてない、世界では常識の諸施策についてなどDV問題の本質についてちゃんと語ってほしいものです。 ほんと、マスコミや専門家の意識レベルの低さにはうんざり・・・・嗚呼・・・これではいつまでたってもDVはなくならないし、離婚ビジネスのいいネタにされ続けるんだろうなあ。 ほんと当事者の体験した裏話もふくめいっさいぶちまけてやりたい気分・・・けれど一年ほど前に某犬H系のディレクターが番組作りに協力してくれと、私のレクチャーをうけたり、グループワークに参加したけれど、それ以降、私には一切連絡をしてこなくなりました。(笑) デスクでストップがかかったんでしょうねえ、内閣府にもの申してるとか、セクハラカウンセラーとか、マスコミの嫌がるネタは私には満載ですからねえ。 ずっと昔、その局のクロ現でグループワークを紹介するとき、一緒にやってた中村教授がクローズアップされてて、ファシリをしてた私はなんとモザイクかけられて一人の加害参加者にされちまいました。最後のコメントで伊藤公雄教授は「加害者は反省しなくちゃね」などと、こちらの番組協力の意図とはまったく反対のことを話すし・・・私はなんのために協力したんだよーと、プリプリ・・・ そんなマスコミの体質はいまもちっとも変わりません。行政批判はしないもんなあ。そんな事を話す人はとりあげないし、御用学者ばかりに語らせる・・・ ちなみに夫婦間殺人はたしかほぼ毎年年間百人くらいで、加害者の男女比はほぼ同じ・・なんだけれどね。DVというととんでもないイメージで男性加害者の異常性が語られるけれど・・・それは集団妄想・・・怖いのは無知です。無知を利用するマスコミ、支援専門家、なんですよね、DVはだれにも起こりうる事で、起こったら、とても解決は難しい・・そのことを伝えたい・・・のだけれど・・ そうだ、この秋出版予定のDV本、はやく原稿仕上げなくちゃ・・執筆執筆・・ 多くの方にメッセージを届けるために、ブログに納得してくださったら、 ワンクリックお願いします♫ にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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