味くんの家族再生支援日記

2015/12/08(火)17:59

逃げても楽になれないの?

DV支援では「DVは治らない」「エスカレートするから危険」「だから逃げるしかない」「安全に逃げるには悟られないように」「逃げたら追跡されないように通信を断つ」という一連支援の流れがあります。 突然逃げられた方にすれば、逃げた理由もわからないし、理由がわかって対処しようにも何もできません。自分の問題として自分を変えたところでそれを相手に伝えることもできません。 とりあえず、逃げた方は一段落ついて終わった、とその時は思えます。けれど、養育費だの面会だの、面倒なことがついてきます。それらは一切関係を断つ、という判断をする人もいるでしょう。けれど、お金の問題、育児の問題、子供の問題行動、などなど、必ず出てきます。 そんな時、対立して逃げたが故に、いろんな人間関係も切れてるし、仕事も失ってるし、だれからも支援を受けられず孤立してしまう人も少なくないでしょう。 被害者支援やら弁護士は離婚までは付き合ってくれるでしょうけれど、その先は自己決定したのだから後は自分で頑張ってくださいと、突き放されてしまうことも少なくないようです。 逃げたり別れたりする際に不信感や恨みが相互に募っていますから、安心や安全には程遠く、不安や恐怖、恨みや憎しみに囚われて日々を過ごすことになりかねません、それはしばしば病理化したり時には事件化したりもあり得ます。また長期的には連鎖ということも十分あり得ます。 相手からは逃げても自分の心からは逃げられません。そんなことにならないようにするには、DV支援に新しい修復的な支援を導入するしかありません。これは離婚するなと言ってるのではありません。離婚も含め相互の対話によって、最適な関係、適正な距離を導くこと。けれど、そんな修復的支援を行ってるのは、多分私だけ・・・ 私はそれを言い続けてきたけれど、専門家の方たちは私の主張に耳を傾けることもしませんし、私をネットワークからも排除してきました。残念なことです。まあ、専門家には頼れないみたいですから・・当事者が力つけて声を上げていくしかないのかな・・・ 今日、シェルターを出られたママも、自分の問題が片付いたら、自分の体験を困ってる当事者のために役に立てたい、と話しておられました。不安や自己卑下に囚われてたら、こんな気持ちにはなれませんよね。 先日衝動買いしたベゴニア 多くの方にメッセージを届けるために、ブログに納得してくださったら、 ワンクリックお願いします♫   にほんブログ村

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