ajoomma　あじゅんま

曲名『タルペンイ (かたつむり)』　　 ペニッ (PANIC：パニック)


1.チベ オヌン キルン テロン ノムキロ 　　　 　 　家路へ向かう道は 　時に遠く感じて
　 ナヌン　 トゥｸ　ト チチゴンネ 　　　　　　　　　　僕は  疲れ果ててしまうんだ
　ムヌﾙ　ヨﾙジャマジャ チャミ トゥロッタガ 　　　 ドアを開けた途端 　眠り込んで
　ケミョン 　アムド　 オプソ 　　　　　　　　　　　　 目覚めれば　　誰もいない…
　チョブン ヨｸジョソゲ　モムﾙ　ヌゥオッスﾙテ　　狭い浴槽の中に　　体を横たえていたら
　チャグン タﾙペンイ ハンマリガ 　　　　　　　　　小さな　カタツムリ　 一匹が
　ネゲロ タガワ チャグン モｸソリロ　　　　　　　　僕に近づいてきて　　小さな声で
　ソｸサギョ ジョッソ　　　　　　　　　　　　　　　　　 こう  囁いた

☆オンジェンガ　　モン フンナレ 　　　　　 　　　 「いつか　将来
　 チョ　 ノﾙッコ　 コチルン　 セサンクッ　　　　 　あの広くて荒い　世界の果ての
　 パダロ　 カﾙコラゴ 　　　　　　　　　　　　 　　　 海へ 行くんだ
　 アムド  モッパチマン キオｸソッ  オディンガ　 見たことはないけど　記憶のどこかで
　 トゥﾙリヌン パドソリ 　タラソ　　　　 　　　　　　　聞こえている　 波の音を頼りに
　 ナヌン　 ヨンウォニ　 カﾙレ 　　　　　　　　　　　僕は　永遠に　進んでゆくんだ」


2.モドゥ オディンガロ チャﾙル タﾙリヌン キﾙ 　　人々はどこかへと　車を走らせてゆく
　 ナヌン  モトゥンイ  カゲエソ 　　　　　　　　　　　僕は　角の店で
　 タンベ ハン ケビワ ノンヌン アイｽクリﾑ 　　　　タバコ1本と　　溶けたアイスクリームを
　 トゥﾙゴ　 キﾙロ  ナソッソ 　　　　　　　　　　　 　持って 　　表通りに　出たら
　 ヘヌン　 ノッピ トッソ　　 　　　　　　　　　　　　　 陽は　高く昇り
 　ナﾙル 　チルヌンデ 　　　　　　　　　 　　　　　　 陽射しが  突き刺すけど
　 チャグン タﾙペンイ　 ハンマリガ 　　　　　　　　 小さな　カタツムリ 　一匹が
　 オヌセ 　タガワ　 ネゲ インサハゴ 　　　　　　　 いつの間にか近づき 　僕に挨拶して
　 ノレﾙ 　ホンオﾙコリョッソ 　　　　　　　　　　　　  歌を　口ずさんだ

☆リピート


　 ネ モドゥン 　ゴﾙ 　パッチョジマン 　　　　　　　「僕は 　全てを 委ねて
　 イジェン　 モドゥ　 プルン　 ヨンギチョロﾑ 　　　今はもう　 海の泡のように
　 サンサニ　 フットチゴ 　　　　　　　　　　　　　　　散り散りに　散らばって
　 ネゲ 　ナマイヌン 　チャグン　 ヒムﾙ　タヘ 　　 僕に残っている　 僅かな力を尽くして
　 マジマｸ　クﾑソゲソ 　　　　　　　　　　　　　　　　 最後の  夢の中へ
　 モドゥ イッケ　モドゥ イッケ ヘジュﾙ 　　　　　　  全てを癒し　 全てを忘れさせてくれる
　 パダﾙル　コンノﾙコヤ 　　　　　　　　　　　　　　  海を 渡るんだ 」


☆リピート



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『タルペンイ (かたつむり)』といっても♪で～んでん、む～しむし、かたつむり～♪の日本の唱歌ではない(^^)


1995年イジョｸ(Leejuk)とキムジンピョ(Kim jinpyo)の2人が結成した「ペニッ(PANIC：パニック)」という男性デュオで、1995年10月デビューアルバム第1集『タルペンイ』を発表、1996年アルバム第2集『ミッ(アンダー)』を発表した。

1996年、1997年「韓国映像レコード大賞」2年連続で“大賞”を受賞したのだが、1998年アルバム第3集『Sea Within』発表後に互いの音楽性の違いから「ペニッ(PANIC：パニック)」の活動は事実上休止に入ったようだ。

キムジンピョは1997年、1998年とソロアルバムを発表しており、イジョｸは2枚目以降にキムドンリュﾙ(Kim dongryul)とデュオを結成し超ヒット曲を飛ばしていた。


再結成を望む声も多く、惜しまれ続けていた彼らは7年ぶりに(2005年)『PANIC4』の発表とともに再び甦った。

「タルペンイ」の歌詞やメロディは【心の琴線に触れる歌】として広く愛されている。
チャンナラ、テイ、Fly to the skyなど有名アーチストがアルバムにカバー曲を収録している。


…と、説明はここまで。



ソウルに移り住み、いつだったか夫と職場関係者(？)とノレバン(カラオケ)に行った時に初めて聞いた歌だった。

どうやら夫が大学生の時、留学中に流行っていたらしいことだけは分かった。
他にも歌詞を全く見ないでスタンドマイクで歌ったりする曲もあるので、そんなことから夫の留学中の生活が目に浮かんでくるようでほのぼのした気持ちになる。


この曲は一度聴いただけで、歌詞やメロディーが気に入ってしまった。
“すぐに映像が目に浮かぶ”メッセージソングってスゴイなぁ～と思ってしまう。
韓国語だったけれど歌詞が易しかったのでドンドン心に入ってきた。

恐らく、歌詞上の主人公が(そして聴く人それぞれ)、大海原を目指して行く小さなカタツムリの夢に自分を重ねてるのかな？と感じたりした。


先月ソウル旅行から戻った後お友だちとカラオケに行った時に、変調の部分が分からなくて全部歌えなかったけれど、お友だちが画面に映る日本語訳を見て「この歌かわいい～(*^_^*)」と言っていた。


日本だと限界があるから仕方ないけれど、歌いたい韓国の曲目が入っていないことがある。しかも「なぜ？この歌が入ってるの？ヒット曲でもない、アルバムに入っているうちの1曲なのに、選曲基準は一体なんなの？」と思える曲もある。

日本のカラオケだと【残り時間〇〇分】がドンドン減っていく…。だけど、韓国のノレバンは【残り時間〇分】の一桁になると突然「10分、15分、20分、30分、1時間、2時間…無制限(店長の気分次第)」時間サービスがドンドン付いてくる。「え～～～？！本当にこれ無料でいいの？」戸惑うくらい気前の良い店長もいる。

時々、韓国のノレバンで歌いたいと思ったりする。あじゅんまの独り言( ..)φ



※歌詞の翻訳は独自で行なっており、故意に直訳をしていない部分もあるため、ネット上で配信されている日本語訳と異なります。