実は知らない相撲部屋の仕組みについて
みなさんこんにちは阿加井秀樹です。前回鳴戸部屋の琴欧洲についてお話させていただきましたが、相撲部屋ってどんな仕組みかわかりますか?力士はもちろん行司、呼出、床山など、相撲に係るすべての仕事に就くためには相撲部屋に所属しなければなりません。また部屋を持つにあたってもいくつかの条件をクリアしなければ独立することはできません。・親方の承認を得ていること・引退後1年を経過していること・年寄名籍を取得すること・自身の稽古場を持っていること・以下のいずれかの条件をクリアすること横綱もしくは大関経験者、三役通算25場所以上、幕内通算60場所以上となります。他に気になるところ・・・収入は?相撲部屋の収入は場所ごとに所属力士人数分の部屋維持費1人につき11万5千と稽古場維持費1人につき4万5千といった収入が支給されます。また、給与がでない幕下以下の力士1人に対して、協会から毎月力士養成費7万円が支給、さらに関取を養成したばあいには年間単位で「養成奨励金」が支給される仕組みになっています。他にもタニマチと呼ばれるスポンサー企業にも出資してもらい部屋を運営してる部屋も少なくはありません。相撲は番付という言葉があるように、力士が強ければすべてが叶うということですねこれは相撲部屋も一緒です。今回はこのへんで阿加井秀樹