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野口が女子マラソン金メダル取ったニュースがTVや新聞でもよく流れて、「彼女は苦労人だ」絶賛してたけど本当にそうだねぇ。選考されてから今回までの期間にあれだけの筋肉を女性がつけるのは並の努力ではない。土佐や坂本と比べても肉体改造の差は歴然だ。
しかし、その努力の中にワコールを監督と退社して失業保険を受けていたと書かれていたが、それは苦労か?と首をかしげた。 「働かずに最低賃金が補償されて幸せではないか!なにが苦労だ寝ぼけるなマスコミども!」と思ってしまった。 私なんざ店を継いで4年まともに給料とれたことなんて一度もないし、自営業では辞めたら収入はゼロはもちろん負債がつく。失業保険なんて贅沢なものはない。働いている今だって18時間労働で営業日が減っては給料も借金も払えないと盆正月の市場が休み以外はフル稼働。どう考えても私には羨ましい生活だ。 それはさておき、これまでの日本の活躍には本当に国民としてはオリンピックが楽しくて仕方ないくらい嬉しい成績ですね。 ただ、その中でもちょっと引っ掛かってることがあります。 銀メダルや銅メダルを取って不満そうな顔をしてる選手。 自分が全力を出し切れなかったことを悔いるなら良いのだが、いらないメダルなら棄権して欲しい人に譲ってあげればいいのにと思ってしまう。なんで喜べないんだろう。 金だって銀だって入賞さえできなくたって、自分の全力を出し切ることに意味があると思うんだけどなぁ。 確かにみんな金を目指してるのは分かるけど、それより大切なのは自分の能力を出し切ることだと思う。 と強く感じたのは今朝女子レスリングの浜口京子の姿を見て思った。あの子は笑顔で表彰台に上がり銅メダルを手にした。 そして、自分の力を出し切って頑張ったので嬉しいとコメントを残した。おじさんは今日から浜口京子ファンになってしまった。 あの親子は素敵な親子だね。オヤジのアクが強すぎて嫁さんにするにはちょっと怖いけど、なんであのオヤジからあんなにいい子が育ったんだろうと思ってしまう。小さい頃はプロレスで悪役しかも遠征続きあまり子供との時間も持てなかったと思う。 でも、ああして抱き合える姿とか見てると下手な親子より深い絆だもんね。きっとあのアニマル浜口ってハートの熱い真っ直ぐ生真面目なオヤジなんだね。だからあんなアホなパフォーマンスをしながらも娘は親父に慕ってる。尊敬する親子だわ。 それと、マラソンの銅メダルをとったアメリカの女性の笑顔。 あれこそが本当のオリンピックの姿だと思うなぁ。 だから、日本の土佐や坂本も高橋を選ばずに選考されたのは納得できないけど、全力を尽くしたと二人ともコメントできたことで代表に選ばれて正解だったかなぁと思う。 高橋が銀だったらあんな笑顔できたか疑問が残るしなぁ。 金メダルを取れずに不服そうな顔をしてる今回の選手が金をとれなかったのは、アマチュアスポーツマンとしての気持ちを忘れて、欲の塊になってしまった部分があるからかも知れないと勝手に思ってしまった。 「しあわせは いつも自分の 心がきめる。」相田みつをのこの言葉の通り競技に望む姿勢次第でこんなにも選手の態度が違うのかと感じた今日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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