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夏でもスキーを想う

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ヒロシ@ Re:スノーボードにも検定があるのか(03/25) snowmanさんの記事に滑走前検定がありまし…
ドジボ@ Re[1]:スノーボードにも検定があるのか(03/25) ゆきりんさんへ yahoo記事も見ていただい…
2017.11.18
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カテゴリ:スキー
今日はスキーのお勉強。
技術のことなんかじゃない。

『アバランチ講座』だ。

アバランチって雪崩れね。

石井スポーツ仙台泉店で開催されたもの。
なんと無料!
参加者はほぼ満席の14名だった。

オーストリア国家山岳スキーガイドでスキー教師の
堀江淳さんって人が講師だ。
今はニセコでガイドをしてるらしい。

ただの事例報告じゃなく
雪崩に合わないための考え方を
解説してくれるという。





まず、どういう状況で雪崩が起きるかを知ること。
リスクアセスメントと呼ぶ。

なにより気象条件や地形によるところが大きい。
特に、どういう地形にリスクが潜んでるかは
と~っても勉強になった。
詳しく説明してくれたけど、内容は割愛する。
長くなるから(笑)

どんな道具をどう使って
斜面のリスクを知るかってことも
詳しく説明してくれた。
それも割愛するけど。

そして地形以外にも
人による雪崩発生がある。
人が滑った衝撃で起こるってことは
知られているけど
それは実は人の心の問題だという。

「危ないかもしれないけど、気持ち良さそうだから滑っちゃおう」
っていう人の心が雪崩を起こすのだ。
それが大きな原因のひとつ。
チョー納得した。


自分がいる斜面のリスクを把握したら
次はリスクを管理・支配すること。
リスクマネジメント。

一番のマネジメントは
危なそうだと思ったら滑らないこと。
これも人の心の問題だ。

リスクに備えて
エアバッグを装着したり
固い斜面を登るときはアイゼンを付けたり
前もって対策することが大事。

ちなみにエアバッグっていうのは
雪崩に巻き込まれたときに膨らんで
雪の上へと浮き上がらせてくれるもの。

ただ、自分で紐を引いて作動させなきゃならないので
常に雪崩の可能性を認識しながら滑らないと
作動が遅れてしまうらしい。
やはりマネジメントは人の心によるのだな。

エアバッグ自体の効果は絶大らしい。
エアバッグのお陰でボーダーが助かったという
たまたま撮影された動画も見せてくれた。

堀江ガイドも必ず装着してるという。

そーゆーことを聞いて
部屋の空気が一気に熱くなった。
「エアバッグか!」
「エアバッグだな」
「買うしかないな」
声には出ないが
そんな雰囲気で満ち溢れた。

誰かが質問した。
「そのエアバッグって、いくら位するんですか?」
うんうん、みんなが聞きたかったことだ。

ガイドが答える。
「そうですねぇ、10万円ぐらいでしょうか」

部屋の熱が一気に引いていった。
「じゅ、10万円…」
「むりだな」
「むりね」
「ま、そのうち」
声には出ないが
みんなの顔に書いてあった…。

他にもいろんなマネジメントの道具や
マネジメント方法を教えてくれた。
何度も言うけど
長くなるからここでは割愛する。


その次は、レスキューについて。
ビーコンやプローブ(ゾンデ棒)の使い方など。

プローブは救助のときだけじゃなく
リスクを測るときにもよく使うという。
なるほどなるほど。
私も買おうかな。
さすがに10万円はしないだろ(笑)

とにかく内容の濃い
2時間半だった。
受講して良かった。

あ、最後にひとつだけ。
雪崩の起きやすい斜面を教えとく。

斜度30度以上で、風下の斜面。
もちろんこれ以外は雪崩が起きないってわけじゃない。
最低これだけでも頭に入れといて、ってこと。

風下は雪が溜まりやすいし
風で飛ばされた雪は
ただ降り積もった粉雪とは違って
結晶が壊れてまた集まったスラブという雪なのだ。

一見粉雪に見えるし
滑っても気持ちがいい。
でも格段に危険度が高いそうだ。

30度で風下。気をつけてね。

ついでにもうひとつ。
沢って、滑ってて気持ちいいけど
やっぱり危ない。

スラブが溜まりやすい。
ま、だからフカフカなんだけど。

で、滑るラインが20度や25度だとしても
その両脇の壁は
たいてい30度以上だ。
滑った衝撃で
両脇の壁が一気に雪崩れることがある。

自分が滑るラインだけじゃなく
周りの状況にも注意を払わなくてはならないのだ。

もうすぐ本格的にシーズンが始まる。
調子に乗りすぎないで
安全を第一に考えて……滑りなよ、みんな!

(ドジボやろっ!!)


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Last updated  2017.11.19 10:49:51
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