夏でもスキーを想う

今、チョー話題の本
『君たちはどう生きるか』
読んでみた。




80年前の本を
マンガにして再出版したもの。

マンガと言っても
半分は文章だ。

中学校2年生の主人公コペル君のエピソードは
マンガで描かれて
おじさんからの手紙の部分は
文章で書かれている。

学校でのイジメのエピソードや
友だちを裏切るエピソードが描かれてて
若者の悩みは
今の時代とまったく同じなんだなと
驚かされた。

そうだから
今また、読みやすいマンガに描き直して
当時と同じ悩みを持つ若者に読んでもらおう
ということなのかもしれない。

内容についてはここには書かないけど
確かに学生とかの若者に
読んでもらいたい本だ。

しかし、しか～～し！
とても不満がある。

手紙の部分、つまり文章の部分が
読みづらいことこの上ない。

これは原書の通りなのだろうか
とても固い文体なのだ。
しかも哲学書のように理屈っぽく
表現が回りくどい。

ま、哲学的なことを書いてるから
ほんとに哲学書なんだろうけど。

他の部分をマンガにして読みやすくしたのに
文章がこれでは
せっかく手に取った若者も
途中で力尽きてしまうかもしれない。

どうせなら文章も
もっと分かりやすく
書き換えれば良かったのに。

もし、私が
ドジボ文体で書き直したとしたら
4分の1の長さで済んじゃうだろうなぁ(笑)

ま、大人が読んでみても損はないと思う。
良いことは書いてあるから。

ところでみんな、本読んでる？
ブログとかで良い文章書きたいと思ってるなら
本をたくさん読んで
良い文章にたくさん触れることが大事だよ。

こんなテキトーな文章のブログ読んでる場合じゃないよ(笑)

でも読んでね♪


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教科書にマンガばっかり描いてた人も
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