急斜面が亀裂でクローズ。それでも勝手に滑るやつ
豪雪の夏油スキー場。その中で私の一番お気に入りなのがB2コース。非圧雪、33度の1枚バーン。オーバーヘッドの雪煙が上がるブハブハの深雪バーンだ。そこに亀裂が入ってしまって数週間前からクローズされている。今日のライブカメラを見るとだいぶ埋まってきてるようだけどまだ再オープンには至ってない。写真は先々週の様子。大きなクラックだ……。その以前はこんなに大きくなかったんだけど気温が上がって降った雨のせいかこんなんなってしまった。その、クラックがまだ大きくなかった頃。大きくないとは言え亀裂はしっかり入ってて見るからに危険な状態だった。もちろんコースはクローズ。でも滑る人いるんだよね~。3つ4つシュプールが付いた。上手いこと亀裂を避けて滑ったようだ。そのうち、シュプールがどんどん増えてきた。すると、それに釣られてかたくさんの人が滑り出した。まるでコースオープンしてるかのように亀裂にハマッて、もがいてる人もいる。危険だからとロープが張ってあってしかもゴンドラから亀裂が見えてたはずなのになんで入ってくるんだろ。そしてなんでその亀裂にハマッちゃうんだろ。笑まぁどうにかして抜け出すだろう。周りに人がたくさんいるし。誰かがシュプールを1本付けると他の誰かと誰かが釣られて入る。シュプールが5本、10本と増えるとみんなが滑ってるんだからと免罪符を得たかのようにたくさんの人が入ってくる。赤信号みんなで渡れば怖くない、って心境か。ビートタケシは上手いこと言ったものだ。時代を超えて通じる心理。そんな、あちこちで人が埋まってうごめいているカオスのような様子を2ゴンの窓から見下ろしていた。私も滑ったろうと思ったけど、や~めた!(思ったんかいっ!)いやいや、てっきりマジでオープンしたと思ったから。コース入り口には、しっかりテープが張られてた。そこを越えることは真面目な僕はしないのだった。ちなみにその日、午後からはリフト下もシュプールだらけになっていた。どこにでも入って行くんだな。どんなやつらが滑ってるんだ。たぶん、昔の私のようなやつらだな。笑(笑いごっちゃないっつーの!)危険には近寄らない人もクラックを飛び越えて行くって人もそしてハマっちゃう人もクラックして……じゃなくてクリックしてチョーダイませ。にほんブログ村