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北国からのこだま

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2009.04.12
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    アメリカの対朝鮮不誠実対応   4月12日

 北朝鮮は国際社会の制止を無視してミサイルを発射し、2006年の安保理決議1718に違反した。国連が厳しく対応しなければ、今後もミサイル発射や核実験を繰り返すだろう。制裁の完全履行に米中露が責任を果たすよう日本も強く求めていくべきだ。米中露などが議長声明で歩み寄った理由は、北朝鮮が反発して6カ国協議再開が困難となるのを恐れたためという。

 しかし、北はもともと昨年末から再開を拒んでおり、この論理は筋違いだ。北をますます増長させるだけだろう。北朝鮮が6カ国協議再開が困難となるのを恐れたためというが、北朝鮮は6カ国会議には協力姿勢がないのは明白なことである。私はアメリカ政府の対応には同盟国としての「無情」感じてならない。アメリカは同盟国でありながら、いつもこのような結果に終わっている。

 日本はアメリカを同盟国として、果たして信用してよいものであろうか。アメリカは金融不安からか、限りなく中国に接近しつつあるように見えてならない。私はアメリカ政府の対応は不誠実であり遺憾であるとおもう。ミサイルが発射された5日、オバマ大統領は「北に罰を与えなければならない」と明言した。にもかかわらず、わずか数日で決議採択をめざす日米の共闘が崩れた形となったのはきわめて問題だ。

 アメリカは打算的な国である。国益のためには、友好国をも裏切りかねない国でもある。このような行為は今まで、幾度となく見せ付けられてきた。米国内にも「新政権の対北政策は支離滅裂」との声があるという。米政府がしっかりしなければ、6カ国協議や日本の拉致問題にも影響が懸念される。日米同盟の根本にもかかわる。

 日韓と緊密に協議を重ねて、速やかに一貫した対北政策を練り上げてもらいたいものである。日本は「思いやり予算」など各種予算面で、無理をして協力している。アメリカ軍の日本駐留はアメリカのために日本を利用しているだけだである。日本は中国からのアメリカ本土の攻撃の防波堤になっているからでもあり、日本自身のためでないことを忘れてはならない。今後アメリカが日本に対し、このような不誠実な行動を続けるようであれば、日本も対応に気をつけなければならない。
 





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Last updated  2009.04.12 06:44:48
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