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北国からのこだま

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2009.04.18
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    前外務次官の4島問題発言は屈辱発言である  4月18日

 前外務次官の谷内正太郎政府代表が北方領土問題をめぐり、北方4島全体の面積を日露双方が折半して領土問題を解決する案を示したと毎日新聞が報道し、政府・与党に17日、波紋が広がった。政府は「谷内氏の個人的見解」(河村官房長官)と火消しに躍起だが、谷内氏は麻生首相の意を受けているのではないかとの見方もくすぶっている。とんでもない話である。

 そもそも千島列島は、全て日本のものである。にもかかわらず前外務次官の谷内正太郎政府代表の発言は売国的発言である。この考え方で解決したとしたら、残りの島は、永久に帰らぬ島となる。この問題は竹島同様、国民的問題であり、広く国民の意見を聞かなければならないと思う。政府は谷内氏の考えに否定的だという。

 河村長官は17日の記者会見で、「北方4島の帰属の問題を解決し、ロシアと平和条約を締結する。これが基本方針だ」と、4島を返還対象とする政府の方針に変わりはないと強調した。外務省幹部も「記事は領土問題をミスリードしている」と指摘した。私は、この考え方は正論であると思う。ただ、麻生首相は外相時代に屈辱的な「面積2等分論」を持ち出したことがある。

 谷内氏の政府代表就任も「首相の強い意向」(首相周辺)とされる。2月のメドベージェフ露大統領との首脳会談では、「新たな独創的で型にはまらないアプローチ」での領土問題解決を目指す方針で一致しており、5月に来日するプーチン露首相や、7月にイタリアで開かれる主要国首脳会議の際の大統領との首脳会談では、麻生首相が2等分割案を交渉カードに使うのではないか、との見方も出ている。

 交渉カードに使うのも良いが、谷内正太郎政府代表の言うようになったとしたら、日本外交は、全くの屈辱的解決となる。4島は全て日本のものであり、これを曲げることはできない。ロシアは昔から領土根性が汚く、信用出来ない国である。ロシアは戦時中、大量の日本兵に重労働を課し5万人とも6万人とも言われる、日本兵士の命を奪っている。これに対しロシアは何の償いもしていない。日本国民は、ロシアから過去に受けた屈辱を忘れてはならない。





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Last updated  2009.04.18 05:38:00
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