韓国の勇気と日本の情けない姿

2010.12.28

　　　　韓国の勇気と日本の情けない姿　　　１２月２８日

　韓国の李明博(イミョンバク)大統領は２７日のラジオ演説で、北朝鮮による１１月の延坪島(ヨンピョンド)砲撃に関連し、「戦争を恐れていては戦争を防ぐことは決してできない」と発言。北朝鮮の新たな軍事挑発に対しては断固として軍事的な対応を取るとの立場を強調した。こんな発言が、日本の総理に出来るであろうか。これが国のトップに立つものの当然の発言である。

　尖閣諸島問題で、日本は完全に支那の負け犬となり、国際社会に恥をさらした。それに比し、韓国の大統領は立派であり、日本の総理とは、比べ物にならない。大統領は、延坪島砲撃を機に、「韓国は、北朝鮮の軍事挑発に強力に対応することだけが戦争を抑止し、平和を守れるという事実をはっきりと悟った」と指摘し韓国軍は「北朝鮮の攻撃を受ければ、容赦なく対応せねばならない」と語って北朝鮮をけん制した。

　韓国の大統領のこの発言に対し、国民の中には、異論を唱える人たちも多いと聞くが、国民の安全安心のためには、やむをえないことと思う。ただ韓国は韓国が領有権を主張する竹島（韓国名・独島(トクト)）や、１１月に北朝鮮の砲撃を受けた延坪島(ヨンピョンド)など１０の島にある港湾を、来年中に新しく「国家管理港」に指定し、国の管理下で港湾整備を重点的に進める方針だとしている。

　竹島については、防波堤施設を増強する計画で、韓国の実効支配を強調する狙いがあるとみられる。私は、国家を守るための韓国大統領を褒め称えるだけであって、竹島問題は別問題である。竹島は、古来より日本の領土であり、国際的にも日本の領土であることは、明確なことである。ヨンピョン島問題が発生してから、韓国は日本に協力を申し入れてきたが、竹島問題は別問題である。

　日本はこの際、ヨンピョン問題に関し、竹島問題を関連付けなければならない。こんなときに、この問題を持ち出すことは、違和感を感じるものであるが、そうでもしなければ、竹島問題の解決は遠のくばかりである。日本政府は、韓国に対し、この際、竹島を返還するように要求すべきである。日本政府も、韓国大統領と同様に支那に対し、毅然たる態度で臨むべきである。「目覚めよ日本国民」

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Last updated 2010.12.28 07:46:54
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