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北国からのこだま

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2011.04.02
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    自衛隊員の悲しい死と親を亡くした震災児の未来  4月2日

 陸上自衛隊は1日、東日本大震災で岩手県に災害派遣されていた第2特科連隊(北海道・旭川駐屯地)所属の50代男性の陸曹長が同日午前に死亡したと発表した。東日本大震災で災害派遣されている隊員の死亡は初めててあである。今回の東日本大震災には、自衛隊の活躍は目覚しいものがあった。今後また、長い間、活躍をお願いしなければならない。

 自衛隊の存在を否定する人がある中で、10万人余の、隊員が黙々と、日夜を問わず、瓦礫の処理、汚泥の処理、不明者の捜査など、国民のために、尽くしてくださっていることに対し、心底より、その労苦に限りない感謝をしたい。このたびの陸曹長の死は、日夜にわたる、震災地での、過労の結果ではないかと私は思っている。

 もっと早く、休養していたら、死に至らなかったかもしれないが、同僚たちの使命感ある活躍から、簡単には、休暇をとるわけにはいかなかったものと見られる。残された家族には、国民の一人として、お悔やみの申し上げようもなく、ただひたすらに、ご冥福を祈るのみである。陸曹長さん、あなたは国民のために、立派に任務を果たしたのです。どうぞ、安らかに、お休みください。

 遺族の方々、おつらいことでしょうが、これからの人生を、強く強く、生き抜いてください。警察庁によると、1日午後9時現在の死者数は12都道県で1万1734人に、行方不明は6県で1万6375人に上るという。生き残った人たちの中には病弱者、体の不自由な人たち、病気でも薬のもらえない人たち、人工透析も短時間で余儀なくされている人たちなど、暗い毎日を、送っている人たちもたくさんいることを忘れてはならない。

 私の一番心配なのは、両親を亡くした子供が50余命もいるということである。この子供らは、今後一体どこで暮らすことになるだろうか。今後どんな人生を過ごすのだろうか。親を亡くした子の人生くらい、つらいものはない。運動会でも、各種スポーツ大会でも、何か足りないものがある。もちろん家庭での生活も同じである。大人になっても相談する親のないくらい、つらい事はない。しかしながら、これは現実である。力強くこれからの人生の、荒波を乗り越えてもらいたい。逆境を乗り越えることこそ、強い人間であることを忘れずに。





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Last updated  2011.04.02 06:32:02
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