衆議院選挙、棄権せずに
衆議院選挙があと数日に迫ってきた。誰に投票するかは個人の自由である。ただ、棄権だけはしてもらいたくない。長い景気の低迷、将来不安、抱えている、 自分の身を守るためにも、人々の暮らしを守るためにも、貴重な一票を投じてもらいたいと思う。私はなんと言っても、構造改革が、一番大きな問題であると思う。国地方及び特殊公団は、気の遠くなるような借金を抱えている。 今国の税収は、50兆円くらい、支出は80兆円くらいである。不足の30兆円は、国債で穴埋めするしかない。それに国債は10年立てば満期になるので、毎年20兆円以上消えていく。これを解決するには、万一政権が他の政党に変わったとしても、簡単には、解決する問題ではない。問題は、今の政権党に任せるか、野党に任せるかである。 今政府は、不景気の問題、社会不安の問題、それにイラク問題、北朝鮮の脅威の問題、問題は山積している。特にイラク問題は、日米同盟を根底から揺るがしかねない問題である。国防は今の自衛隊のままでは、万一には備える事は出来ない。それにもかかわらず、いまだに、反戦平和を唱えることは、過去の夢ではないか。物事は現実的に考えなければならない。今まで何事もなく済んできたのも、日米同盟があったればこそではないか。 何よりも今の、混迷の状態を作ったのは、自民党と組してきた政権党の責任である。このことは厳然たる事実である。もしまた自民党と組する政権党になったとしたら、今度こそは真剣に、国民の幸せのために、考えを新たにして、頑張ってもらいたいと思う。決して消費税などを、上げるなどはしないでほしい。そして無駄遣いを省くことを忘れてはならない。