テーマ:小学生ママの日記(28656)
カテゴリ:花*花
今週月曜日から金曜日までの5日間、朝10時から12時まで、「夏休み英語教室」に通うしょうやん。 これは、市の教育委員会が主催してくださっているもので、小学校4年生から6年生までが参加の対象です。 昨日は初日ということで、保護者の授業の参加が可能でした。英語教室が行われた会場はしょうやんにとっては初めての場所ということで、私も当日一緒について行き、授業も参加することにしたのです。 参加されていたお子さんは、4年生が8名、6年生3名、その他が9名が5年生の20名。 授業を参加されている保護者は4年生だけでした。 最初はアルファベットの正しい発音から始まったのですが、口の形を真似して正しい発音を出すのはとても難しかったです。対象がもっと幼い幼児だったら、先生の真似を素直にしているところなのですが、4年生くらいになると恥ずかしいのか、みんなテンション低く、囁くような声しか返ってきません。いくら先生が大きな声を出すように指示しても変わることなく…結局、参加している保護者も一緒にレッスンすることになり、保護者は頑張りましたよ(笑) 中盤休憩時間が入りました。私はちょうど母から携帯に着信が入っていたので、電話をかける為に会場の外へ出ました。 そして戻ってくると…保護者の皆さん1名を残して居なくなっていたのでした(汗)。だったら私も会場の外で待っていようかななんて思ったのですが、そのタイミングを失うように、すぐに授業が再開されてしまうのでした。 休憩後は絵本を読んでくださいました。日本語でも翻訳されている絵本で、そのストーリーを知っているお子さんもいたようです。 最初に英語で感情豊かに読んでくださり、そのあと日本語訳です。 先生はアメリカ人で、英語は読めても日本語は読めないそうです。 そのため和訳は先生の言葉で、その表現が型にはまったものでなくて、新鮮に感じ、いつしか私も夢中になって聞いていました。 絵本タイムが終わるとゲームです。 子ども達が一番楽しい時間がやってきたのです。
会場は3人がけのテーブルが2列並んでいて、左側の席には4年生と5年生の合わせて12名が座っていて(自由に座ってよかったので偶然このように並んでいます)、右側は4年生1人、5年生、6年生の8名、後ろから見ていても、右側は大きなお兄さんお姉さん、左側の列は小さく見えます。 先生はゲームを始めるにあたって、10名1チームを作りたいので、左側に座っている人だれか1名、右側の席に移って下さい。すると10名ずつ同じ人数で始めることが出来ます。とおっしゃったのです。 何回も何回も、同じお願いをくり返すのですが…結局右側に動く生徒さんはいませんでした。私は後ろの席から、しょうやん、しょうやん、行ってあげたらいいのに!!!!って熱い視線を送っていて、しょうやんもお尻をもそもそさせていたのですが、ダメでした。 結局、見学していた保護者《2名》が右側の席のチームに参加して12名対12名の2チームを編成してゲームをすることになってしまいました。 ゲームの内容は、ホワイトボードに張られたアルファベットをいち早くハエはたたきで叩くというもので、最小の数回はアルファベットの発音で、あとの数回は単語を聞き取って最初のアルファベットを叩くというものでした。 断然左側のチームが有利です。背丈の高い5.6年生。教室内容の理解度も後ろから見ている限りでは明らかに違います。そんな中に、一応…義務教育で習う英語の課程を修了した大人が2名。 ゲームが始まり…困ってしまいました。本気でやったら勝負になりません。左側の小さいチームの表情は緊張しきっていて、右側のチームはヤル気満々(大人以外)。 圧倒的に右側が有利な展開でゲームが進んでいきます。 私の番になりました。私は申し訳ないのですがわざとアルファベットを探したり、スタートをちょこちょこっと遅らせたり…ズルをして相手にタッチの差で取らせてあげていたのですが、単語になってくるとごまかしようがありません。 「UMBRELLA」などの単語を言われると対戦者は固まってしまいます。そこで私は対戦者に小声で「U」だよ、「Uだよ」って教えてあげると、同じチームの大きなチームから『ブーイング』の嵐。 「ずるい!!!」 「ちゃんとやって!!!!」 と。 そもそも、子ども達だけで参加するはずのゲームなのだから、ピッタリ人数がいるのだから、先生の言うことを聞いてやればこんなことにはならないのだから!!! と私も大人気なく思ってしまうのでした。そしてそのことを訴えようと喉のそこまででていたのですが、こんなことを言ってしまったら、残りの4日間、しょうやんの居心地が悪くなるに違いません。 でも、帰ってから、私の気持ちと、先生の気持ち、楽しく遊べるにはどうしたら良かったかなど、しょうやんんと話し合いました。 しょうやんもよくわかってくれたようでした。 そして私も改めて、子どもを教えることの大変さを痛感しました。 先生が席順を決めてしまえばきっと簡単なことだったのですが、子ども達が考えて行動するという力が養われなくなってしまいます。今回のゲームで何人の子どもさんたちが、このことを悟ってくれたのか…気になるところですが、今日のゲームではどのようになるか、しょうやんのお土産話で聞いてみたいと思います。
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最終更新日
2007年08月21日 07時57分08秒
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