この電話を戴いた時、私はさほど驚くことも無く、冷静に受け止めていました。
ブログでのしょうやんの会話は、文字で表現されているので、しょうやんの滑舌の悪さなど感じることはないかと思います。
それに何を言っているのかわからないなんてこともないのです。
ただ小さい時から「ラ行」と「ダ行」がスムースに出ないことがあるのです。全部が全部そうなるのではないのですが・・・。
例えば
少し早口になるとこのように聞こえてしまうのです。
そのことを担任の先生は心配してくださり、しょうやんをことばの教室へ行かせたのだとおもいます。
ことばの教室には、しょうやんの仲良しのお友だちも1年生の頃から通っているので、一緒に行って遊んでおいでと、行かせてくれたようです。
担任の先生から次のように言われました。
今回は私の判断で行かせましたが次回からはご両親の許可〈承諾)を得てからでないと、参加できないこと。
授業中にに抜けて教室に行かなくてはならないので、その分、授業に出られないということ。
これは強制的なものではないこと。
ことばの教室の先生に診ていただいた結果、しょうやんは舌の運動能力がやや劣っているとのことですが、これは舌を鼻に先につけるような訓練と、ことばの教室での遊びながらのレッスンで鍛えられ、出にくい発音もスムーズにでるようになると。
しょうやんに関してはほとんど問題はないのですが、いつも積極的に挙手をして発言してくれるしょうやんなので、だからこそ、もっと上手く話せるようになったら、どんなに素晴らしいかと思い、提案させていただきましたと。
私は喜んで、しょうやんを「ことばの教室」への参加をお願いしました。
子どもは生まれてから幼稚園に入るまでに決まった年齢(月齢)で定期的に、発育状況を確かめるための健診が行われますが、それらの健診にしょうやんを連れていくと、同じ月齢の平均的な発育よりも遅れていることばかりでした。、歩くのも、ことばも、歯が生えるのも人並み(平均)よりもずっと遅かったのです。体重と身長は平均値以上でしたが
それに育児には個人差がつきもの。しょうやんは、しょうやんという思いが強かった私l。
全てスロースタートのしょうやんですが、ちゃんと歯も生えたし、歩いているし(走るのは遅いけど)、良くしゃべるし、良く歌うし、良く食べるし・・・学校だって休まず元気に通っています。それにとても優しい子だと、親バカながらに思っています。
それにことばで伝えるだけが全てではなく、何かを問いかけたい、訴えかけたいという気持ちと、それをきちんと聞き取ろうという、受け取ろうという気持ちが互いに合えば、通じるものがあると思います。
けれども、これから一番難しい年代にさしかかるしょうやん。自分ではどうしようもないことで、傷つくこともあるかもしれませんが、一番の理解者として見守って行きたいと思います。
「ことばの教室」へ行ってみたらどうですか?と担任の先生に言われたことをしょうやんに伝えました。
しょうやんは笑って言いました。
「あの教室、めっちゃ楽しかった。双六したりするんだよ」
その声には、ちょっぴり強がりを感じられるのですが、このような機会に恵まれること自体、私たち親子はハッピー&ラッキーなんだと思うことに。
そう思う私もやっぱり、けっこう強がっていたりして