テーマ:史跡めぐり(508)
カテゴリ:旅
秋葉原付近からJR御茶ノ水駅方面へぶらぶら歩いて行くと 右手に神田明神(神田神社)が見えました。 おお~なんだ神田の明神下には銭形平次が住んでいたんだな~うん 先を急いでいたので、ここからお参りしました。 坂を登った左手に、こんな立派な塀が見えてきました。 この門は、湯島聖堂の西門です。 一番最初に目に入ったのは、大成殿の屋根の両側に鎮座する 鬼◯頭(きぎんとう)→◯はけものへんに犬と書きます。 魚の体に龍の顔を持ち、2本の脚と角を持つ想像上の生き物です。 頭から勢い良く水を吹き出すため、建物を火災から守るのだそうですよ。 その大成殿は拝観日ではなかったため、扉が閉まっておりました。 中に入ると、街中とは思えないほど静まり返っていました。 おお~でっかい孔子さまの像がありました。 屋根の上にはこんなおっかない顔をした鬼龍子(きりゅうし)もいました。 角のある獅子でしょうか? 邪気を寄せ付けないために、屋根の上から睨みを効かせていました。 湯島聖堂は、元禄3年儒教に傾倒した徳川5代将軍綱吉が この地に創建しました。孔子を祀る大成殿(孔子廟)や学舎を建てて 将軍自ら「論語」の講釈もしたそうです。
その後幕府直轄の学問所となり、 明治維新後は 文部省、国立博物館、師範学校(現筑波大学)、 女子師範学校(現お茶の水女子大)、 初の図書館(現国立国会図書館)などが置かれ 近代教育発祥の地となったそうです。
聖橋を渡りたくてここに来たのですが、いやいやすごい場所だったのですね。
つづきは初めて渡った聖橋です。
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