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カテゴリ:古本(屋)日記
今日は人間ドックに行って来た。昼前に終わるだろうし、そしたらなにかおいしいもの食べてショッピングも楽しんで帰ろうとわくわく気分。娘は夕方にしか帰らないし、けっこうたくさん遊べるぞ~。
人間ドックは11時すぎに終了。その際に飲食店の無料券をもらってしまった。この分も費用に入っているのよね、と思うともったいなくて結局その店へ。お腹すいてたし、普通の味だったし、まあいいか。かなり満腹になったのでバスに乗る気になれずしばらく散歩。 古ぼけて誰も住んでいない市営住宅とか「○○市場」という看板はかかっているけど全部シャッターが下りた小さな市場とかの横をずんずん歩く。この街は私の実家から母の実家に行く道筋で、昔、電車の車窓からよく眺めていたところ。その頃、すでに寂れつつあったけど、ここまでなるとなんか淋しいなあ。でもこういう雰囲気がきらいかというとそうでもない。 途中からバスに乗って繁華街の入口で降りる。一応、市の副都心という位置づけではあるものの、駅前のデパートがなんとかにぎわっているくらいで、パチンコ屋や降ろしたシャッターが目立つ商店街。昔から好きな靴屋さんに行ってみて、まだ開いているのにほっとする。うれしくて、つい一足購入。ここは商店街の中でも場末にあるんだけど、けっこうお客さんがいる。やっぱり品揃えがいいと生き残れるんだ。 靴屋の隣は古本屋。ここで岩波新書1冊、カラーブックス2冊と『レンズマン』を購入。子供の頃、星新一にはまり、その次にはクリスティーにはまった。もちろんストーリーがおもしろかったからだけど、真鍋博の表紙がきれいだったのも大きいと思う。SFには興味がない私だけど、このレンズマン・シリーズって真鍋博の絵がいい。カラー口絵がついているし、本文中にも挿絵があるし。全部揃えたくならないうちに手放さなくちゃ。 娘の七五三には着物買おうかなあと呉服屋のショーウィンドウをのぞいたり、これまた昔からあるパン屋でオムレットを買ったりとぶらぶらして、なにげなく時計をみたら1時。まだまだ遊べるな~と思ったけど……あ! 生協の宅配がくるの忘れてたよ。が~ん。2時過ぎには帰宅してないと。一気に早歩きになる。手芸屋さんにも寄りたかったし、新刊本屋にも雑貨屋にも行きたかった。デパートで陶器や洋服も見ようと思ってたのに。あと30分。どこに行く? やっぱ古本屋でしょう(笑)。急ぎ足でもう一軒の古本屋に。道路に面した均一台から浜田広介童話集を抜く。古い婦人画報を1年分ずつファイルしたものが何セットもあって、すご~く惹かれるけど中を確認する暇がなくて断念。店内に入りカラーブックスと講談社文庫数冊を購入。ここで時間切れだ。半分走りながら駅に行くとちょうど電車が来た。 家に帰ると息子が「あれ?」という顔をしている。今日はお母さんは遅くなるからねといってたもんな。「生協くるの忘れてた。てへ」というと(またかよ)みたいに苦笑いしてる。なんかしょんぼり。 ほんとに地味な休暇だったけど、久し振りに行った街中の古本屋さんは新鮮でした。リサイクル系の店とは品揃えが全然違って、何時間いてもあきないかんじ。また行きたいなあ~。 【今日の一冊】『珍本古書(カラーブックス)』*売れました カラーブックスって手頃な値段で買えるし大好き。かなり貯まってしまいました。その中でもこれはかなりレアなんじゃないだろうか。他にもカラーブックス出品していますのでよろしければご覧ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.10.29 20:54:42
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