古書ぐりぜら店主*akane*の毎日

2008/11/27(木)13:15

ちりも積もれば...

古本(屋)日記(160)

娘のピアノの先生がグランドピアノを買い替えると聞いて「今のピアノもまだ6年しか使ってないって言っていたのに、お金持ちだなあ」と思ったんだけど、ふと「そういや、私のアパートの家賃6年分ってどれくらいになるんだろう」と考えたら...グランドピアノ買えますやん。 ピアノは商売道具だし、弾いて楽しめるし、置いておくだけでもかっこいいけど、本の山が床積みになったぼろアパートは何の役にもたってないです。アパートを借りた当初はいろいろ夢広がっていたのに、その直後に体調を崩し、持ち直したと思ったら新しいアルバイトを始めて多忙になり、そろそろ手をつけようかと思ったら大怪我をし...結局、何もできないまま今に至っているわけです。 いつもはアパートに行っても風を通したらさっさと帰ってくるけれど(長居したくなるようなとこでないので)、昨日はしばらく中を眺めてこれからどうするか考えてみました。やっぱり「全部売り払い売れ残りは捨てて契約解除」するだけのふんぎりはつかないのです。といっても本格的に古本屋をやるだけの気力も体力もない。だからといってだらだらこのままの状態なのは単なる無駄遣い。結局、自分の書庫というか隠れ家(←家族みんな知ってますが)として少しずつ整理していこうと決めました。幸い家賃プラスアルファ分くらいはアルバイト料から出せるので。古本屋の免許はせっかく取ったし、こちらも細々とでも続けるつもりです。このブログの古本屋日記も復活させます アパートの押し入れにしまったままだったディック・ブルーナのポスターもフレームを買ってきて飾りました。来週は台所(があるんですよ、ガスもひいてないけど)の壁を塗ろうかなと思っています。 【今日の一冊】 男の隠れ家を持ってみた 未読です。この本の表紙を書いている福満しげゆきの漫画、なんとなく好きです。紀行ものとか描いて欲しい。 *おまけ* 【ウインターセール】 小公女セーラ 世界名作劇場 完結版(DVD) ◆25%OFF! 屋根裏の祖末な部屋が親切なおじさまのおかげで日ごとに素敵になっていくとこでどきどきしたものです。私のとこにはおじさまは来てくれないんで、自力でがんばりますです。

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