|
カテゴリ:音楽
スンマセン、聴かず嫌いでした。 というか、実はライブを観に行ったことがあるのだ。 それで、そのときの印象があんまり良くなかった、 というのがあって食指が動かなかったのである。 いいアルバムじゃないか。 ギターがうねっているし、 グルーヴ感あるし、 コード進行もメロディもツボだし、 何で今まで敬遠していたのだろう? 不思議だ。 改めて聴いてみると、これはもう、あの時代にしか出しえなかった そういう音を封じ込めたアルバムとしか言いようがない。 だからと言って、ちっとも古臭くないのだ。 これは96年に発売された、バンドのデビューアルバム。 そうだ、このジャケットも気に食わない一因だった。 如何にも~、なデザインで、 メンバーの発言も如何にも~、な感じで、 インドかぶれのブリティッシュバンドなんか、 わざわざ聴く気になるものか、というのがその頃のワシのスタンスだった。 当時ロンドンにいたから、チャートの上位にいて、 HMVなんかで大きく取り上げられているのは知っていたのだ。 で、東京に戻ってきてから、友達からチケットを貰って ライブに行ってそれがイマイチだったのは前述のとおり。 それが何で突然聴いてみようか、という気になったのかというと、 図書館でたまたま目にしたから。 ふと、そういえばまともに聴いたこと無かったな、と思い出し、 手にとってみたのだった。 90年代のブリット・ポップ好きなら 一度は耳を傾けて損はないアルバムだ。 なので、早速セカンド・アルバムも図書館に予約した。 ところで思い出した。気に入らなかった彼らのライブ、 二枚目のアルバムに合わせたツアーだった。 でも、今は聴いてみるのが楽しみ。 嘗てのワシよりは耳の幅が広がったろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[音楽] カテゴリの最新記事
|
|