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カテゴリ:随筆、エッセー
今日のこの寒さの中で8月31日にこの夏を振り返る喜びを嬉しく思う。なぜなら今年の夏は私に取って特別な意味を持つ夏だったからだ。
その時毎に記念事業をしている私は今年は春は・・・ そして夏は33年振りに大學時代行ってない北陸の旅をした。特に金沢の卯辰山のYH、金沢駅の発展、そして福井、永平寺参拝が最大の目的であった。 それと行く途中の信州、大糸線沿線の仁科三湖、糸魚川からの日本海を楽しみにしていた。 八王子から懐かしい「 ぶどうの丘 」を見ながら一路、韮崎、茅野、諏訪へ。 何時行っても上諏訪温泉駅のところは懐かしく変わらない(笑) 松本から大好きな安曇野を通り、白馬へ向かった。 大學時代に登った八方尾根の景色は今も忘れられない。夏の大雪渓・・山は美しかった。 木崎湖、青木湖・・・木崎湖までクラブのみんなと歩いた農道は無くなっていたが、駅から離れた所に昔の面影が有った。大學2年の夏休みだった。 糸魚川のヒスイ海岸、フォッサマグナ・・これは私には新鮮だった。親不知の海岸線から富山の魚津へ。ホタルイカの試食でいくつもの味を感じる。 天地人で有名な魚津城なのに、富山は寂れていた。 暗い。・・・むしろ砺波平野の農家の立派な家に驚いた。 家々の配置が良くできている。 暗い富山に比べ、一転金沢の明るさ、空気は何でああも違う物なのだろう? 大体駅が違いに驚く。 今の金沢の駅の斬新なオブジェを使った大きく、明るい駅にビックリである。 外人、観光客が多いせいも有るのだろう。 東茶屋街で会った外人はお茶屋に上がり込んだ。遠くで三味線の稽古の音が何とも言えず良かった(笑) 金沢弁と金箔も堪能した。 前田利家は素晴らしい城下町を作ったものだ。 惜しいのは山中温泉に寄らなかったことだ。加賀温泉郷、山中温泉を後でテレビで見て、湯煙の出てる温泉で私の好きなタイプの温泉だからだ。 その代わり、念願だった福井の「 永平寺 」に参拝出来たのはお盆にお札を捧げる事が出来て気が晴れた。嬉しかった。 高野山の時にはおまんじゅうしか買って来なかったので(笑) 敦賀に抜け、三方五湖も33年ぶりだった。 あの頃はよく、歩いたものだった。 名古屋から東京へ しかし今年の夏は良く走った(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.08.31 19:05:02
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