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ストップ !! 「第二迷信」

2007年07月30日
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カテゴリ:数学は芸術だ
 参議院選挙の結果がでています。(くわしい結果は明日の新聞で見るとして)

全国区比例代表の定数48が「ドント方式」という計算で割り振りされる。

「比例」というと、ちゃんと比例配分される印象があるけれど、
割り当て数が「48」という整数であり、投票数が何千万であれば、最後には端数の始末になる。

計算例として、スケールを小さくして。
「定数16」をÅ:10万、B:5万、C:3万、D:2万、E:1万
の得票で配分した場合。

単純に投票数20万で定数16だから、頭割り比例配分すれば、
A:8.0議席、B:4.0議席、C:2.4議席、D:1.6議席、E0.8議席。
四捨五入すれば
A:8議席、B:4議席、C:2議席、D:2議席、E:1議席
(1議席不足するから、Dに泣いてもらって0.6を切り捨て。)
A:8議席、B:4議席、C:2議席、D:1議席、E:1議席


これが、ドント方式で配分すれば、
A:9議席、B:4議席、C:2議席、D:1議席、E:0議席

あれー?
CDEの「端数」がすべて切り捨てられて、まるまる、「端数のなかったA」にいっちゃう。

【計算式】
(A:10万÷9≒1.1万)
(B:5万÷4≒1.2万)
(C:3万÷=1.0万)
(D:2万÷=1.0万)
(E:1万÷=1.0万)
※Cの3人目、Dの2人目、Eの1人目の「1.0」より、Aの9人目の「1.1」が優先。
(Bの5人目、Aの10人目も「1.0」。定数が20あれば、1万票ごとに1議席。)

もともと、参議院全国区が「完全個人票」だったとき、
たとえばA党候補の実力にばらつきがあって、一人が大量得票したら他の何人かが共倒れ、
というのを防ぐために作られたような歴史で、
「比例配分」が原点でないのが、いまの「比例代表制」のしくみ。

その良し悪しは別にして、そういうことであれば、
「比例」という名前を使ってほしくないなあ。
「山分け方式」とか。






最終更新日  2007年07月30日 23時48分20秒
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