カテゴリ:ハゲタカ商法。でも、なー…
日本人ほど「遺骨」を大事にする(こだわる)国民はいない、
…と言われる。(比較の対象が欧米人であり、東南アジアやアフリカがどうかは知らない) 火葬場のカマを1000°Cまで上げれば、ダイオキシンは発生しないが、 「骨」が残らないとクレームがあるので、ギリギリ800度に抑えてるという。(外国では「灰」だけに) 焼き上がった「遺骨」を、 「勝手に埋める」のは、埋葬法に違反して処罰されるが、 「埋めずに持っている」のは合法。 (信長が朝倉氏の髑髏に金箔を張って、お椀を作るようなのは、一応「合法」。ヒンシュクを買って謀反を招くのはともかく) ※死体損壊は犯罪だが、手続きして火葬した遺骨は、「死体」ではない 最近増えている「散骨」も、「埋葬」ではないので規制する法律はない。 さすがに「人骨」をばらまくのは事件に巻き込まれる恐れがあるが、少量の「灰」なら自由。 「灰」を使ってペンダントを作って身につける人もいる。 火葬場に「1000度コース」があれば助かる人も多いと思う。 (土葬から火葬への「進化」を思えば、骨から灰の進化は小さいのでは?) 散骨や自然葬についても、悪徳業者はいるので、 「楽だから」 という安易な気持ちでやらないことが肝心。 (「樹木葬」した遺骨を野犬が掘り返したりのトラブルもあるという。) 墓に納めるか、自然に返すかは、考え方次第。 ちゃんと考えた上で、「流されて」やるのでなければ、 形式にこだわる必要はない。 「○○しないと祟りがある」とか、「子孫が不幸になる」とか、 カルトや悪徳石材業者に振り回されるような生き方を、 すでに750年前の親鸞上人がたしなめて「占いや迷信に頼るな」と断言した。 21世紀の日本人、もっと考えよう。 頭は生きてるうちに使わんと、死んだら使えんよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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