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輸入品などで「ニセモノ」が出回ることはよくあるが、
こんど捕まった業者は、 「ワコールの下請け会社」から引き取った在庫品を、 「ワコールの本物のロゴ」をつけて販売。 違法行為には違いないが、 購入した人にとっては、 製品は「本物と同じところで作られたもの」に「本物のロゴ」がついてるのだから、 まあ、本物と変わらない。 ワコールが「ブランドイメージ」を損ねた、という被害だけ。 OEM生産するなら、同じ製品が別ブランドで出回ることはよくある。 (天洋食品の冷凍ぎょうざみたいなもんで) ワコールも、安易に下請けに出さず「直営」とか「専属」にするぐらい考えりゃいいのに、 やっぱり、下請けに出したほうが「安上がり」なんだろうな。(少なくとも、製造品を全部引きとってりゃ問題は起こってないはず) 【女性用下着の大手メーカー「ワコール」(京都市南区)のロゴの入った本物の札を無断で付けて衣類を販売したとして、京都府警生活経済課と南署は12日朝、商標法違反(同一商標使用)の疑いで、和歌山県御坊市の古物商(46)の自宅など関係先の捜索を始めた。同日中にも古物商を逮捕する。偽造した類似の商標ではなく、本物の登録商標を使用した事件の立件は珍しい。調べでは、古物商は昨年10月下旬、ワコールの登録商標入りの札を付けた子ども用パジャマを、インターネットオークションを通じて京都市上京区の女性に2500円で販売し、商標権を侵害した疑いが持たれている。 府警によると、古物商は、御坊市にあるワコール製品の元下請け工場から在庫品を大量に仕入れ、少なくとも昨年8月から本物の札を付けた約450点の衣類をネットオークションで格安で販売していたとみられる。 府警は12日朝から、古物商の自宅や元下請け工場など関係先を一斉に家宅捜索している。 】(京都新聞電子版2008年2月12日) 「王に756号を打たれた鈴木」みたいに、「この下請け業者」さんがワコールブランドの下着を作ってるのが有名になったら、わざわざ高いワコール製を買わなくても、そこから直接買ってもいいんじゃないかと思うけれど、 買う人は、「新潟コシヒカリ」みたいに「食べて美味いかどうか」の前に、「ブランド品かどうか」なのかな…? しかし、京都府警。2月12日・「ブラの日」って、狙ったようなタイミングで逮捕したもんだ。 (ワコールのタイアップか?) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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