2015/06/08(月)20:53
「憲法記念日」といえば、川口是 先生。
「憲法記念日」の集会や行事は多かった。
京都の憲法記念日集会は、「集団的自衛権」の解釈改憲、「戦争する国」許すなと、
危機感をもった人々が、円山音楽堂いっぱい、3000人集まった。
ただ、「戦争をさせない」という気持ちはあふれるが、
アベだって、ハシモトだって、「戦争をしましょう」といって改憲をすすめるわけじゃない。
「平和維持」の旗を掲げて武装する、というのが、いつものやり方。
それを押さえないと、かみ合わない。
(いわゆる、身内の盛り上がり?)
(毎年のことだが、) 「82年知事選挙」を前にした、川口是先生の訴えを思いだそう。
「何もないときに【戦争か平和か】と問われて【戦争だ】と答えるのはよっぽどの軍国主義者だけ。
ただ、【戦争か飢え死にか】という選択を迫られたときに、【それでも平和だ】と答えられる人がどれだけいるか。
そういう選択をさせないために、
日頃から食料自給をしておく必要がある。・・」
アベ政権やら、維新やらの「軍国思想」がTPPを推進したがるのは、
【飢え死にしたくなけりゃ戦争に協力しろ】の下地作りに他ならない。
食料やエネルギーの確保のために、供給地を「植民地支配」するという、軍国主義では当たり前のことが、
「安い食料・製品」に依存して、国内の農業や製造業をワーキングプア競争に陥れる根拠になっている。
TPP論議が「個々の問題」でしか論じてられないのが、不思議でしかたない。
「抑止力」だといって、侵略先の人々に反抗させなければ(蜂起する前に潰せば)「戦争」にはならない。
それは「平和」なのか? を問わなければ、ただ「若者を戦場に送るな!」といっても、「現実論」に負けるのではないだろうか?