カテゴリ:とくに、京都市関係…
大阪の選挙がアレだった流れで、京都市長選挙が盛り上がらなかったのはしかたない。
ただ、考えねばならないのは、低投票率の中で、現職は票を増やしたのに、 本田候補が、前回中村候補の票を減らしたこと。 両方減ったのなら「争点そらし」とかいうこともできるかもしれないが、 「戦争法」を争点としないのが大阪だったから、京都で「争点化」して有権者が動くわけがない。 おまけに、ジェンダー意識の低さを公言するかのような「女性市長」スローガンは、うけない。 (それが受けると思ってる人たちの問題だと思う。) 「憲法市長」というのも、川口是先生とか黒田了一知事とかのプロが「憲法知事」ならわかるが、 憲法学者でも何でもない、元教員の本田さんのキャッチフレーズとして、どうなんだろう。 「元・市教育長」の現職市長に「元・市教組委員長」の新人が挑むなら、「教育」が争点だったろう。 前市長も教育長出身だったが、 かつて「新学力観」がもてはやされて、それに反対するものは「非国民」のような風潮さえあった。 「知識、理解」よりも、「意欲、態度」が優先だといって、子どもの学力が低下した。 文科省自体が、それを「見直し」せざるを得なくなってきている時代に、 「推進派」だった連中が大きな顔をしているのを、見逃しているのがもどかしい。 あのとき、あれだけ自慢した「新学力観」はどうしたんだ? 誰が責任とるんだ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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こんばんは
>京都市長選 井上吉郎さんの時や中村和雄さんの時は「市長になってこれをやりたい。そのためのロードマップはこうだ。予算はここからとる。同和利権はこうやってなくす」というように政策実現の道筋が市民に具体的に見えて、そこを目指した緻密な組織づくりや宣伝体制もされてたけど今回は全くされてなかった。全国からの応援もただ投入しただけでほぼ無駄になった。 単に街に出て「安保戦争法反対、憲法市長」とかひたすら喚いているだけでは投票する有権者側にとっては意味が全くわからないし、「現職に反対反対」と連呼ばかりで「それなら本田陣営の対案は何?雇用問題や経済問題はどう改善してくれるの?反対だけの共産党さん(怒)」とか言われて撃沈当たり前のパターンにはまっていました(笑) これでよく13万も票とれたなというレベル。10万切っていてもおかしくなかった。 門川は組織づくりだけはちゃんとしてたし、「ほうまつ」とされた三上たかし元府議でさえ、政策は具体的だったしきちんと組織も作って、真面目に戦っておられた。本田陣営は殆ど何もしなかったから惨敗。当たり前 それでもおそらく京都の党は何にも反省せずにこのままずるずる「センソウホー反対」ばかり連呼していく気がします。市民生活や雇用問題やTPPより「センソウホー」のほうが大好きらしいからね! (2016年02月29日 19時56分54秒)
伏見人さん
>こんばんは 「予算」については、基本、「いらんところにつぎ込んでいる予算」がゴロゴロしてるから、 たいした努力なしでも、そこそこのことはできますね。 「市長として何ができるか」を明確化すれば、予算はいくらでもついてくる。 (「共産党首長」の自治体は、やることをやって、予算を作っているはず。) (「反アベ」アピールなら、大阪で柳本なんか応援しなきゃいいのに。) (2016年03月03日 20時31分05秒) |
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