カテゴリ:「友引」迷信
京田辺市の「葬儀場はいらない」ポスター。
21世紀になっても、「葬儀場はいらない」看板というのはどこにも出てくる。 そんなに目立つ枚数ではないが、近鉄~JRの駅間で、スーパーも近いので、場所としては目立つ。 「要るか要らないか」は、それぞれの価値観だが、 訴えは「自分たちは必要としない」のではなく、「そんなものができたら迷惑だ」の意思表示。 京田辺市の人口増加は「バブル」前の「学研都市構想」で、近鉄の系列不動産会社が二束三文で買い占めた土地の分譲から。 (オイルショック時の人口を倍加して’97年に市政移行。) 人口ピークは、(学生世代の20代前半を除いて)団塊ジュニア。 まだ、自分の「葬式」を気にする年齢ではない。 自分の親は他所に住んでるから、地元の葬儀場は必要ない。 「ケガレ」を言うような旧世代もいるだろうが、 大方の「反対派」は、「そんなものができたら、土地やマンションの値が下がる」というような、損得勘定だろう。 (葬儀の来客数なんて、1日に100人もあれば多いほうだろう。 混雑をいうほどのものではない。) 「いま」は不要なんだろうが、数十年後に団塊ジュニアが高齢化したら、 やっぱりほしくなるんじゃないかな。 そのまえに「公立施設」を便利なところに作っちゃえばいいんじゃないかと思うが、 そういう発想はないか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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http://mainichi.jp/articles/20160412/k00/00m/040/070000c
保育園が「子どもの声がうるさいから」といって開園断念、というニュースもあった。 (2016年04月12日 23時21分50秒)
葬儀場があると雰囲気が暗くなるといって嫌うようです。それにそうしたものは目にしたくない、考えたくもないという古来からのケガレ思想、言霊意識があるのかもしれません。ですから葬の字の入らない何とかホールで霊柩車もリムジン型というようなところが多いです。そのうち喪服も嫌って式場設置の更衣室を使うのが普通になっていくのかもしれません。それどころか、葬儀そのものが小規模になったり葬儀なしが増えていますので、葬儀場の不足は起こらないのかもしれませんね。
(2016年04月13日 08時00分33秒)
七詩さん
こんにちは。 >霊柩車もリムジン型というようなところが多いです。 お屋敷型の霊柩車、というのが、「お家の権威」をひけらかすような意味しかなく、 (見栄えが豪華だと、追加料金が取りやすい。) 名古屋人でもなけりゃ、ふつうにバンでいいじゃないかと思いますね。 うちの両親はふつうのリムジン(?)でした。 マイカーで参列される方はともかく、 電車バスで来られるとき、タクシーで来られるとき、 喪服はどうされますかね。 (2016年04月13日 20時17分06秒) |
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