カテゴリ:農業のこと
平昌五輪の女子カーリングで、「おやつタイム」に選手が食べていたイチゴに注目が集まった。が、 【韓国イチゴに農水相「日本品種が流出」】 (朝日新聞2018年3月2日) http://www.asahi.com/sp/articles/ASL324Q0QL32ULFA00R.html?iref=sp_ss_date 【・・斎藤農水相は、カーリングのメダル獲得を祝福した上で、「選手には日本のおいしいイチゴをぜひ食べていただきたい」とアピール。日本の「とちおとめ」などの品種が流出した問題にも言及した。・・】 TPP参加を視野に入れて「種子法」の廃止が決まり、(当然、与党・自民党が推進)4月1日から施行される。 にわかに「イチゴ品種の確保」を叫んでも、自ら「グローバル化」を進めていては意味がない。 (「マッチポンプ」どころか、「焼夷弾と水鉄砲」だ) イチゴは「栄養体生殖」で「クローン」ができるから、いったん作った「新品種」の栽培が早い。 いまのイチゴの姿は、将来のすべての作物に通じる話なんだが、 種苗会社自体が「外資」に取られたら、「日本品種」なんて言ってられなくなる。「会社の品種」がグローバルになっちゃうわけだから。 農水相は、単に栃木や熊本のイチゴ農家への「存在アピール」なんだろうが。
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最終更新日
2018年03月03日 06時31分56秒
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