わかりやすい相続税・贈与税と相続対策(’09~’10年版)
名古屋市郊外のお客様のお屋敷に、概算した相続税の書類を持ってお邪魔しました。
亡くなった方は、地元の名士で、政治家もされていたようです。
そんな関係もあり、いろいろな不動産を所有されるようになったみたいです。
そしてその土地に賃貸マンションを、金融機関から借り入れして建設し、収益物件として所有されていました。
その結果、遺産の中で不動産の占有率が非常に大きくなってしました。
このようなケースですと、納税資金が大切になってきます。
相続税の納税は、基本的には申告期限までにキャッシュで納税しなければなりません。
ですから、現預金が少ない場合、所有している、あるいは相続される不動産の売却、あるいは物納を検討しなければありません。
早速不動産屋さんと売却の相談をしなくては
遺産総額も大きく、事情も複雑な案件ですので、知り合いの税理士から、この案件を任されました。
税理士にも専門性がありますから、「知り合いの税理士だから」という理由で、依頼することは控えた方がいいですね。
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わかりやすい相続税・贈与税と相続対策〔最新改訂版〕
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