副業はサラリーマン
本業のほかに副業されてみえる人を見かけます。
「なぜ副業をするのか」と尋ねると、「短期間で儲かるから」という回答が多いですね。
確かに、本業と比べると時給単価は、副業の方がいいでしょう。
しかし、それが本当にいいのでしょうか。
副業にエネルギーを取られ過ぎて、本業が疎かになりがちです。
そうなると、必ず本業も駄目になるでしょう。
例えば、私は講演をします。
これは税理士業務の時給よりも高額です。
だからと言って、私が講演活動に重きを置くと、必ずお金がなくなります。
長期的には、税理士業務という本業があるのに、短期的に稼げる仕事に飛びついてばかりいると、地味な税理士業務がバカらしくなってきます。
今、私が講演会やセミナー講師として招かれるのは、本業があっての話なのです。
だから、長期的に考えると、兼業は単に利益の食い潰し合いになってしまいます。
「どれだけ長期的に稼ぐことができるのか」
これが利益を残す代行に手段の一つと言えましょう。
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わかりやすい相続税・贈与税と相続対策(’09~’10年版)
加藤厚税理士事務所公式HP