2004/08/20(金)10:44
昨夜の出来事。
昨夜、遅くに近所で救急車が止まりました。
真夜中に響くサイレン、ドキッとしますよね・・・・・・
近所に、私と母とが共に仲良くしているおばあちゃんがいるんです。
いつもキチンとお化粧をしていて、背筋もピンッと伸びている、
まさに「大正の女!」って感じのしっかりしたおばあちゃん。
もう85歳なのだけど、誰に頼ることなく独り暮らしをしています。
救急車がほんと近くに止まったので「もしかして・・・・」と
パジャマのまま外に飛び出し、おばあちゃんの家へ走りました。
角を曲がって見えた救急車は、なんとおばあちゃんの家の前に・・・
足が震えました・・・
心臓はバクバク・・・
泣きそうでした・・・
救急隊が家へと向かいます。
私と母は何もできずに救急隊を見つめます。
すると救急隊は、おばあちゃんの家の、
お隣の家へと入っていきました。
「○○さんじゃなかったんだ・・・・・・」
母は力が抜けたのか、その場に座り込みました。
良かった・・・おばあちゃんじゃなかった・・・
でもお隣さんも良く知っている人。
良かったなんて言ってられない・・・
どうしたんだろう? 大丈夫なのかな?
タンカで運ばれてきたのはお隣のおばさん。
顔色は悪く、目をつむったまま、身動き一つしません。
おじさんと救急車で病院へ向かいました。
今朝、家に戻ったおじさんから話を聞きました。
数日前から、孫たちを連れて長野の実家へ帰っていたそうです。
孫たちの遊び相手、そして帰りの長時間に渡る運転での疲れで、
家に帰りついた途端、倒れてしまったんだそうです。
気分が悪いと横になった後、急に吐き出し、意識が無くなったそうです。
病院での検査結果、脳の血管が切れてしまっていました。
そのまま緊急手術を行ったそうなのですが、
今朝、脳に水がたまってしまい、再手術を行うそうです。
もし命が助かったとしても、重度の麻痺が残るそうです・・・
おばさん・・・がんばって・・・
先月病院へ行った時に目にした「市の無料検診」の紙。
家族全員、今年の分を申し込みました。
いつもは嫌がる父親も、今回ばかりは素直に頷きました。
おばさんは、検診、受けていたのかな・・・