テーマ:妊婦さん集まれ~!!(4762)
カテゴリ:勉強したこと、体験したこと
春分の日は、家族で操体法のモヌキ先生の治療院に行ってきました。
先日、モヌキワールドにすっかり感銘を受けた私。 「妊婦にこそ操体法を!」というモヌキ先生の言葉に身体で 納得しました。 こんなに簡単に自身の身体を快適にしてあげれる術があるなんて・・・ 周囲にいる妊婦さんや産後のママたちにも教えてあげたい! 自分ができるようになったらどんなにいいだろう~ と思うのと同時 に、これから出産を控えている我が娘やその年代の女の子たちにも、 もっと身体を大切に、自身の身体は自身で作っていこうね、という アドバイスをしてあげられないだろうか・・・とも感じました。 うちの娘は17歳になりましたが、中学生の時から生理痛がひどく、 毎月のたうち回っていました。学校では保健室、ひどい時には学校を 休むくらい・・。私の学生時代とまったく同じです。 私は長女を産んでから数年かけてだんだん痛みがなくなっていったので、 女の身体とはそういうもんだと思ってきました。 だから、娘はかわいそうだけど、遺伝だから仕方がないとして、 薬でしのぐ事しか教えてこなかった。 それが、息子を出産して、ライチを初めとして「本当のオンナヂカラ」や 「身体の声に耳を傾ける」「セルフケア」という概念を教えて くれる人や世界にだんだん出会っていって、そして自身もマッサージ など身体の勉強をしていくうちに、少しずつそれが理解できるように なってきました。 だから、マムズやサークルを通して、それを周りのママ達にお伝えして いきたいなーとそれに関連するような講座を選んだりしてるわけですが・・ ふと気づくと、娘の身体のことを放っておいたままでした! リフレがどれだけ身体の免疫力を高めて健康な身体を作ってくれるか、 自分は身をもって体験してます。 手技をしっかりダンナに教え込んで、毎晩のようにやってもらってる から^^。そのおかげと、毎日が楽しくストレスをためこまない生活に なったことの相乗効果でか、この1年間風邪ひとつ引いてません! 1ヶ月に1回は会社休んで寝込むほど疲れていた以前の身体とは別人 のようです。 それなのに・・ 娘にリフレをしてあげることは殆どありません。 そういう意識に及んでなくて、たま~にしてあげると、前回から半年位 経っていて、血行の悪い娘の足先は紫色で膨れてしまっている。 足の裏も、60代のおばあさんみたいに水分でぶよぶよしているんです。 そのたびにハッとするんですが、またすぐ日々の生活の中で忘れ去って しまっていて・・ モヌキ先生に自分の身体をラクにしてもらったとき、 「娘の身体もなんとかしてあげなきゃ! これから子供を産むであろう娘に、私が親としてできることをしなければ」 と強く思い、先生に相談しました。 そうすると、「じゃあ今度連れてらっしゃい」と言ってくださり、 娘にその話をすると彼女も乗り気になって二つ返事で承知してくれました。 そういう次第で、昨日は一家でモヌキ治療院に押しかけてきました。 まずは娘といろいろ話をしてもらいました。娘は側湾症でもあるんです。 服の上からでもはっきりわかるくらい、右肩甲骨が上がっていて、結構重度。 それで、骨盤の位置も左右アンバランスで生理痛の一因になっているのかも しれない、と私は考えていました。 先生は、側湾症についていろいろなお話をしてくれた後、娘の背中の写真を 撮り、その後、操体法ではなく矯正の姿勢を少し教えてくれました。 私たちがやるとなんでもない姿勢が、娘にとっては結構きつかったみたい ですが、その姿勢を1~2分しただけで、肩の位置が一目でわかるほど 下がりました。 鏡で自分の身体をしっかり確認し、私とパパの目でも分析してみました。 本人も、それだけで身体が軽くなったことを実感していました。 少し休んで、次は操体法。骨盤の位置を確認させながら、少しずつ誘導して もらい、ゆっくりした動きを繰り返しては、その変化を1回1回確かめさせます。 終わる頃には背筋がすっと伸びて、「すっごいラクになった!」と感激していました。 側湾は治ることはないそうです。 でも、矯正する姿勢を覚えれば、身体の不調もこれ以上はひどくならない とのこと。 そして、妊婦しか見ない先生なのに「学校帰りにしばらく通ってごらん」 と言ってくださいました。そのご厚意だけでもありがたいのに娘ったら ちゃっかり、「あ、生理痛きついって友達がもう一人いるんですけど 一緒に来ていいですか?」だと。 娘が側湾らしい、病院にいくようにと通知をもらってきたのは 小学校高学年の頃。その頃にちゃんと対処してあげてたら、ここまでには ならなかっただろうに・・・申し訳なさでいっぱいです。 あの頃ママは、離婚と新たに始まったパパとの恋愛など自分のことで 精一杯でした。 パパの顔見ながら「アンタにも責任の一端はあんのよ!」みたいな 八つ当たりを心の中で叫んだりして・・・^^; モヌキ先生の何気ない一言。 「娘がこんな身体なのに・・母親はママサークル? 他人のことばっか一生懸命でもなあ・・」 耳が痛いけど、責める口調ではなく心のままにつぶやいた感じだったので 素直に聞けました。ああ、本当におっしゃるとおりで・・・ 娘だけでなく、家族に目を向けていないことに最近気がつき出していたので、 余計に省みるところ多かったです。こういうバランスもちゃんと取って いかなくちゃ。 ということで、来週からしばらく娘と一緒に通えることになりました。 なんだか嬉しい♪ 娘の身体が少しでも良くなりますように・・また、何よりも本人が、自分の身体についてもっと 意識を傾けてくれるようになればと願っています。 顔ばっか意識して、化粧がうまくなっていくだけじゃね。 その辺、これからは母としてちゃんと伝えていきます。 娘の治療後は、パパも見てもらいました。 1週間くらい前から首が痛むらしく、寝違えたにしては期間が長く心配 だったので。 私たちはちょうどWBCの試合に夢中になっていて、二人がどういうコトを していたのか見ていなかったのだけど、終わると痛みはかなりラクになった ようでした。 パパと息子がコーヒーを買いに外に行っているとき、先生がしきりと、 「いや~ぁ、ご主人は立派なひとだねえ・・ たいしたもんだ。 すばらしい人だよ」 なんて言って感心してくれてました。 至って無口なパパ、いったい先生と何を話したの?? でも、「都会に住む仙人」と言われるほどのモヌキ先生がご心眼でパパのよさ を見抜いてくださったなら、嬉しいことです^^ 最後に私への施術。 私はこれを覚えたい、学びたいので、先生はきちんと解説しながら 教えてくださる。 先生の言葉~筋肉の話~ 一つ一つが身体から、頭の方では自分の持って いる知識から引き出されて融合し、砂に水がしみこむように納得できて、 すっごく感動しました。 私が学びたかったのは、まさにこういうことだった。 やっとそういう話をしてくれる方に出会えたという感動で、もう少しで 泣きそうでした。 仙骨の痛みのとり方は先週教わったので自分でかなりいい状態に持って いけるようにっていたのですが、今週に入って尿漏れが始まってしまって いました。 まだこんな初期から・・しかも、ちょびちょび程度ではないのです。 くしゃみや咳き込むときに出てしまうんでそのことをお話して、骨盤底筋に 関する施術をしてもらいました。 すると・・・ 重かった腰が一呼吸ごとに軽くなっていき、終わったあと 咳き込んでも下が緩むことがなくなっていました。 しかも、咳を止める場所も教わったので、咳き込む回数が減りました。 わ~お、なんてすごいの操体法。 その方法は、パパもとなりに来てしっかり覚えこんでいってくれました。 一家ですっかりお世話になって、全員身体が軽くなったことを実感しながら 帰ってきました。 帰りの身体がまったく違う、背がすっと伸びた気がするし、まっすぐキレイに歩ける。 これは、骨盤の位置が正常な位置に戻ったからなんだろうな~ なんて、娘と感激を分かち合いながらワイワイと帰ってきました。 家族でこうやってお出かけする機会も、そういつもあるわけではないので、 息子も嬉しそうだし、かわいいチビを囲んで皆で幸せに笑っていました。 いいお休みでした。 付き合ってくれたパパ、長時間いい子で待っていてくれた息子よ、 本当にありがとう。 ママ、もう少しあなたたちのことも大事にしなくちゃね☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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