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詩と映画と日記

詩と映画と日記

幸福の条件

監督
エイドリアン・ライン


キャスト
ロバート・レッドフォード
デミ・ムーア
ウディ・ハレルソン
シーモア・カッセル
オリバー・プラット
ビリー・ボブ・ソーントン





img064.jpg

持てあますほど富を持ち
功なり名遂げ洗練された大富豪を
ロバート・レツドフォードが
目が吸い寄せられる素敵さで演じています

初老にかかろうとする男が
どこか寂しさを匂わせて魅力的です

ロバート・レツドフォードには
『追憶』
『夜霧のマンハッタン』
『華麗なるギャツビー』
『スティング』
『愛と哀しみの果て
』など
大好きな映画がたくさんあります

監督としては
普通の人々』
でアカデミー賞を獲得
制作者としても活躍しています



デミー.jpg

美しい妻のデミー・ムーアは
若さに輝いて富豪の目を捉えます
デミー・ムーアには
『夢の降る街』
『ゴースト/ニューヨークの幻』
大ヒットしましたね
『スカーレット・レター』も好きです


ロバート.jpg

高校時代の同級生だった夫は
貧しい建築家ですけど
夢を持っています

破産の危機に瀕したふたりは
一攫千金を求めて
有り金を持ち
ラスベガスにやってきました

そこで

あなたの奥さんを
一夜百万ドルで貸してくれませんか?


こんな言葉に廻りあったのです

ただの二枚目がこんなことを言えば
鼻もちならないですけど

ロバート・レツドフォードが言えば
いやらしく思えないのは
彼の品格のなせるものと思います

さぁ~
そこで、ふたりは、どうしたでしょうか

もちろん最初は
もってのほかの悪い冗談という感じでしたけど

だんだん考えてくるのですね
貧乏から脱出できて夢が適う
千歳一隅のチャンスを
逃すのが惜しく思えて来たのです

とんでもない失礼な奴だと断っていれば
映画にはならなかったでしょう

私は、受けるか断るかの選択ではなく
許せるか許せないかの話だと思いました

究極、愛とは相手を許すことかも知れません




 


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