「人生の一日」  かまたあきよし

2008/08/31(日)21:20

キーボードブラインドタッチの抜け道的上達方法を教えます

PC・ネット・携帯(20)

実は、(知っている人は皆知っているのが)自分はキーボードのブラインドタッチ(タッチタイピング)が出来ない。 いわゆる、左右の人差し指をホームポジョンに置いてやるブラインドタッチが出来ないのである。 まあ、まったく出来ないというわけでもないのだがそんなに早くは打てないし、はっきりいって(できる)人よりもかなり遅いほうだろう。 というのも自分がキーボードというものを使って文字を打ち始めたのがかなり早くしかも「かな入力」一本で通してきたことに由来する。ともうひとつ左利きで左で字を書くスピードのほうがもともと早いということもあるのかもしれない。 しかも基本、キー入力は左手(場合によっては右)だけで、スペースキーと変換・無変換のキーは左手親指の付け根あたりを使う。 ファンクションキー、シフトキーやエンターキー、数字ブロックを使うときに(それどころかタブキーも)右手の指を使うという、とてもではないが初心者には薦められない打ち方である。逆に言えば、「かな入力」で一本の手だけで打つのであればそれは無茶苦茶早い。初めて見て目を丸くして驚く人もいる。 ただしこれでも一時期「PC教室」の講師をしていた時期があって「(生徒の前では)いくらなんでもそりゃマズいだろう」との苦言が出たのでその時にいわゆる正統派の「ブラインドタッチ」というものを訓練したし、同時に「ローマ字入力」というのも習得したのである。 実際やってみるとすぐに習得は出来たのであるが。三日もかからなかったという記憶がある。 まあだから「出来なくもない」というのはそのときの名残だということである。 ブラインドタッチ上達の鍵は、いかにして10本の指(基本4本づつの8本だが)にそれぞれのキーの位置というものを覚えこませるかということになるだろう。 どの指がどのキーの担当かを明確に叩き込むことしかないのだと思う。自分の経験からすると。 そしてもっと重要なこと、それは下(つまりキーボード)を絶対に見ないという強い意志を持つことだろう。 これがね、一種の大きな分岐点、分かれ目だと思うのだ。これができるか出来ないかでブライドタッチの上達のスビードには大きく差が出てきますね。 それは自分の体験というよりもそれこそ初心者の生徒達を見ていてつくづく思ったことだ。 やはりどうしてもすぐに下(キーボード)を見てしまうような人は上達しない。しないこともないのだがものすごく時間がかかる。 それとブラインドタッチ上達のためのソフトというものがさまざまなメーカーから多数出ているが、ああいうものでははっきりいって、そういう下を見てしまうのが癖になっている人には役に立たない。「下を見る癖」が抜けない限りは絶対にブラインドタッチは上達はしないものだからだ。 そんな生徒を見てて自分が考えついたのが「キー配列表」をディスプレーの上に貼り付けて、さらにはキーボードの上に置いた両手の上になにかカバーをかけてしまいキーを直視できなくする方法であった。 ある種の特訓っぽい雰囲気もあってそれこそ中には半分涙目になりながら見えないキーを必至に探ってはミスタッチを繰り返している人(タカハシエミコ君、キミのことだよ)も出る始末であった。 でも、これをやると劇的に上達します。保証します。もちろんズルの出来ないように衆人監視のもとでやればのことだけれども。 もしこの記事を読んでいて「ブラインドタッチができない」「もう一度トライしたい」という人がいるのであればお試しください。 まず、下のキー配列表を印刷してディスプレーの上に貼り付ける。 ※赤い「F」と「J」のキーがいわゆる、両手のひとさし指を置く「ホームポジション」になる(キーの表面にかすかな出っ張りが出ている) キーボードを覆う(キーボードを直視できなくするように手の上から掛ける)カバーであるが、今ではいろいろ対応商品として出ているようであるが、それよりもなによりも一番手っ取り早いのが「サテンのような感じの軽くて表面にツヤのある、しかも透けて見えないスカーフ」である。ハンカチでもいいのだが大きさの関係でずれたり落ちたりしやすいのであまりおすすめは出来ない。スカーフくらいの大きいもののほうがいい。 これを両手の上に掛けて長時間キーを打ちつづけてもスカーフがずれたり落ちたりしなければそれは指先だけの動き、正しい指遣いでキーを打っているというその証でもあるので上達の目安にもなる。 まあしかしこれも言っておくが、別にキーボードのブラインドタッチなんぞ出来なくても実はまったく恥じることでもないと思うし、特別な立場(人にPCの使い方を教えるとか)でもなければ問題は何一つない。 それは自分が証明する。 今こうしてこの記事を書いて(打って)いるわけだが、それもやはり左手の指だけを使っているのであるから。 右クリックしてコピーして保存。 画像ソフトで開いて印刷して下さい ちょい中級者用 シフトキーを使用するキーを追加してある。 (※注意 お使いのキーボードの種類によって表示される記号に違いが出る場合があります) ブラインド タッチ DVD 17巻セット 初出「そしてこれも人生の一日」(Amebablog) わけがあって縦断の記事としてます。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る