2010/12/06(月)03:01
SPEC 07 庚の回 02
そのNOBU君から第一話から第五話までのデジタル放送字幕付バージョンをデジタル録画して、それをAViファイルにして、そこからフラッシュ形式の動画にしたものをまとめて貰った。
フラッシュといってもバカにならない重さである。ひとつが800メガバイトで五話だからそれだけでDVD-R一枚分になってしまうという。もちろん画質音質は極めて良好なんだが。
こういうのを度を越えた使用というか使用法を間違えると一種の違法コピーになってしまうのかもしれない。気をつけないとな。
この字幕付のものを見ていて自分が勘違いをしていたところが多数あったことに気がついた。
確かに微妙なニュアンスの問題として片付けることも出来るのだけれども、誰とは名前だしは避けるが、ゲスト出演者の中には「このニュアンスの問題」だけでは片付けられないような勘違いをしていた人がいたのはちょっとだけがっかりだった。
まあこういうのも「デジタル化」が生んだ「一種のほつれ」として片付けるしかなさそう。
「デジタル化」といえばむしろ恩恵のほうが大きいだろう。
そのひとつは、今までの走査線方式のブラウン管では画面上潰れてほとんど見えなかったような細かな文字も映し出せるようになり、その分俳優が言葉で言い表すしかなかったような「つまらないセリフ」がだいぶ減ったからだ。
いやこれは作る側に対して(もちろん見るほうにとってもということになるけど)の警鐘としていっておきたい。
果たしてテレビドラマの制作の当事者でこの「デジタル記録」の最大の利点というものをどれだけの人が自覚して積極的に活用しているのだろうか。
壁に裏番組の映画のパロディポスターを貼り付けたり、あるいはモニターに映し出されたスペックホルダーリストの中にスタッフの名前を入れ込んで喜んでいる場合ではないぞと。
もうちょっとね、かつてNHKのハイビジョン放送が始まった当時のあの意欲と熱気に満ちたドラマ製作サイドの意気込みみたいなものが伝わってきてもいいはずだと思うんだけどねぇ。
どうでしょう。
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