「人生の一日」  かまたあきよし

2010/12/22(水)13:59

SPEC 09 壬の回 その四 [ネタバレ危険]

テレビ番組(159)

次週予告にもチラリと映像で出ていたのでもうネタバレにしなくてもいいのかもしれないが一応念のための処置。 当麻によるニノマエの特殊能力封じのワザとは「人工雪作戦」のようだ。たとえば、この何かしら機械を使って作った雪に、強い酸(あるいはアルカリのようなもの)の結晶を混ぜてそれを降らせておく。こうすれば時間を止めてその中で動き回ったニノマエの体中にはこの雪が付着し、じっとしていた当麻が受ける被害は最小で済むとかそういう作戦のようだ。でなければ、ニノマエの顔に雪片が張り付いて溶けて流れてゆく…みたいな、面倒な描写をあえてわざわざする必要もないだろうし。 (止まっているはずの)当麻の口元が動いたのも、おそらく当麻自身もニノマエ同等の能力の持ち主で動けるのに動けない振りをしたということで、やっぱり当麻とニノマエのあいだには血の繋がりがあるということなんだと思うが。 一緒に見ていた人間が口を揃えて言っていたのは「どんどんとジョジョっぽい展開になってきてますなぁ」だった。 前にチラリと書いたことがあるが、自分は荒木飛呂彦のジョジョの奇妙な冒険シリーズが、なんていうのか実に苦手でいる。[註1](というか荒木飛呂彦本人のことも苦手だったりするんだが。[註2]) なものだから、どこがどうジョジョっぽいのかはよく判らない。彼らから説明は受けた。こういうことのようだ。 SPEC=スタンド。そのスタンドを使える主人公の一族は体のどこかには星形のアザがある。そういうことらしい。いやこれでは全然説明にはなっていないんだけど。(つづく) [註1]最初のほうはともかく、あとの方(第三部以降)になってから幾多の登場人物によって延々と繰り広げられる妖術合戦のシーンを読んでると、こっちまでがちと恥ずかしくなってくるのでどうしても途中で本(コミック本)を閉じてしまうのだが。 [註2]その昔 自分は仙台で唯一といわれた輸入レコード店でアルバイトとして働いてことがある。当然、荒木飛呂彦もこの店に来ていたはずだ(とはうっすら思ってはいました)。それだけではなくて、自分が実際に荒木飛呂彦とこの店で(店員と客としての立場で)会ったことがあるということを教えてくれた人間がいたりするのだ。それを知ったときにはなんかすげーイヤな気分になったもんだ。別に彼ら(荒木とそれを教えてくれた荒木の高校の同級生)が悪いわけでもないし、突き詰めれば、結局は自分の責任なんだが。・・・んー、だからここは謝っておこうか。荒木さん、その節は失礼しました。 [追加] 誤解を招く書き方をしてしまったかもしれない。自分がバイトしていたその輸入レコード店ってのはいろいろな事情で店長がいなくなったりすることが多い店でそれが最大の理由でということなのだか実に客とのトラブルが多い店だったのだ。 関連記事 SPEC 09 壬の回 その三 壬の回 その二 壬の回 その一 SPEC 08 辛の回 その二 辛の回 その一  SPEC 07 庚の回 その二 庚の回 その一 SPEC 06 己の回 その二 己の回 その一 SPEC 05 戊の回 SPEC -- 休の回 SPEC 04 丁の回 SPEC 03 丙の回(ネタバレ注意) SPEC 02 乙の回 SPEC 01 甲の回

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