「人生の一日」  かまたあきよし

2011/01/19(水)16:55

インセプション もうわけのわかんない凄さ

映画・ビデオ・DVD(67)

ウィキペディアこの映画の簡単な紹介。 ストーリー(ネタバレなし) 対象者が睡眠中に見る夢の中に入り込んで機密を盗み出すというコブ(レオナルド・デカプリオ)たちの犯罪グループは大企業社長サイトー(渡辺謙)から、サイトーと対立する大企業の次期社長に就任予定のロバート・フィッシャー(キリアン・マーフィ)の夢に入り込み記憶を盗み出して新しい記憶を植えつける(インセプション)依頼を受ける。コブはミッションの成功のためにと、他人の夢の中に入り込んで夢の世界を構築する「デザイナー」アリアドネ(エレン・ペイジ)をスカウトして仲間に加える。コブたちの綿密な計画なもとで開始されたミッションは成功するかに見えたが、ロバートが実は記憶を盗まれないための防御訓練を受けているエキスパートだということが発覚して、ロバートの夢世界に閉じ込められたコブたちは全滅の危機に陥る。ミッションの成功を確認するために同行したサイトーが夢の中で瀕死の重傷を負ったのだ。もしサイトーが他人の夢の中で死んでしまうとサイトーは隔絶した深い無意識の世界に閉じ込められてしまう。この絶対絶命の危機を抱えながら彼らはアリアドネがデザインした複雑な層世界になっているロバートの夢の中のそのまた夢の世界に深く潜り込んでゆく。 ストーリー構成、映像の迫力、俳優、音楽とほぼ全ての点において高い点をつけることの出来る映画である。 しかし、これを最初に映画館で見たときは「失敗した」と思った。 「吹替のほうがいいよ」という知り合いの言葉を信じて日本語吹替を観たのだが、肝心の吹替のセリフがまったくダメダメだったからだ。 せめて、日本語の吹替+日本語字幕で上映してくれてれば。そんな感じなのだ。 その後レンタルDVDとネットカフェで見られる配信でこの映画を計二度見たのだが、それでもまだ自分は「なんとなくわかった」という程度の理解しかできていないようだ。 いやぶっちゃけこの映画を一回観ただけで完全に理解できるという人がいたらそれは尊敬に値するような一種の「映画を見る天才」なんじゃないのか。負け惜しみでもなんでもなく。 夢の世界の構築を自由に操れる「デザイナー」アリアドネがお戯れで世界を二つ折りにしてみせるシーン。PVでよく使われていたのでご記憶の方も多いだろう。これを映画館の大スクリーンで見るともうそりゃスゴい迫力だったわさ。まるで悪い夢でも見ているよう。というか夢なんだけど。「ダークシティ」との近似を指摘する人もいる。 言われてみると確かに似ている。 ジェニファー・コネリーとアリアドネを演じているエレン・ペイジもだが。 残念なのは自分の映画を見て理解する脳内速度がこの映画に追いつけないことか。 認めたくはないが、これは自分の老いなんだと思う。 せめて最初の段階で字幕を見ていればという後悔はあった。 しょうがない。DVD買おうかと。 【送料無料】インセプション 通販サイトでの値引率がどこもかも高くなっている。新品で2300円とか。その影響をうけてか中古市場でも価格が下がり始めてきている。今が買い時かもしれない。 中には「中古なのに2300円」と「ずいぶん高いじゃん」と思ったものがあったのだが、よくと見たらブルーレイの初回限定セットだった。なんなんだそれは。 「この世にはそこまで気がつくヤツがいるのか!」といいたくなるようなものすごい検証動画。 Inception Music Comparison 映画インセプションの中で繰り返し使用されているモチーフ(短い曲)がエデット・ピアフの歌うシャンソンの名曲『水に流して』(原題は Non, je ne regrette rien いいえ、私は後悔していない)をスロー再生して音域を広げたものであることをつきとめている。 ちなみにエデット・ピアフ自身、かつて殺人の容疑を掛けられたが裁判で無罪を勝ち取ったことでも知られている。このあたりも映画のストーリーと微妙にリンクしているのかもしれない。 オシログラフで見てわかるシンクロ率 市販のソフトで加工してみた(日本人) エデット・ピアフの歌でインセプションのプロモ映像 http://www.youtube.com/watch?v=_D7g5dKDORA&feature=related

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