完全を求める不完全な日々・・・

2009/09/18(金)11:27

「曖昧な現実」うつ回顧録…自殺未遂(1)

曖昧な現実(17)

「曖昧な現実」は回顧録です ここに書かれている内容は過去事実として有った事ですが 現在のわたしの状況ではありません 今は、大分楽になったので自分の記録や心の整理を兼ねて 過去を振り返りながらつらつらと綴っています なので、あまり心配しないでくださいね 「曖昧な現実」 自殺未遂 (1) たとえ病人であっても 映画やテレビの主人公はいつも真ん中の陽のあたる場所に居る 石鹸の香りにさらさらの髪 理解のある優しい脇役 そんなものを見ると腹立しささえ覚える 「病気になったお陰でたくさんの素晴らしいものを得たわ・・・」 こんな言葉を聞こうものなら鳥肌モノ 現実の病人はあんなに穏やかでもないし綺麗でもない 血液は空気に触れると腐って臭いを放つ 髪は何日も洗わないと頭皮に潰瘍をつくる それが嫌で真夜中の病棟のトイレ 術後の抜糸の済まない身体で痛みに涙を流しながら 髪を洗ったこともあった こんなこと全ては 生きて居ればこそ 生きて居ればこそなんだけど・・・現実はとても厳しい ただただ、楽になりたかった 薬や(睡眠薬・安定剤)お酒を大量に飲んで 意識が遠のいていく あぁ・・・これで少しのあいだは何も考えなくてすむ 息をするのも嫌なほど落ち込んだ気持ちから開放される 唯一心からほっとできる瞬間だった 「曖昧な現実」 意識が遠のいていく瞬間・・・夢と現実のはざま それこそが「曖昧な現実」 「曖昧な現実」をまとめてあります 続けて読みたい方はこちらからどうぞ

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