田舎暮らし日記

トルコ


トルコ


まだまだ続くイスラム圏、今日からはトルコです。

アンカラの考古学博物館です。
建物の屋根がなんかドーム状になってて、なんとなくイスラムっぽい?

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トルコは日本からトルコ航空を乗り継いでアンカラに入りました。
そしてカッパドキア、パムッカレ、遺跡見学とかして・・・最後にイスタンブール。
トルコはその不思議な自然、イスラム文化、民芸品、どれをとっても興味深々、ワクワクドキドキの旅行でした。
お腹も壊さなかったし(笑)、とっても楽しい旅でした。

行ったのは6月、冬は寒く夏は暑い(それも半端じゃない)、一日の内でも寒暖の差が激しいのです。
で6月、お薦めされた通りすごくいい季節で地中海では海水浴も・・・。

ところでまた写真、トルコに入って2~3日目、今度はカメラが故障。
結局それ以降の写真はツアーの他の方からもらいました。
でまたまた途中の画像からは写真を直接スキャナーで・・・。
ところが、スキャナーってちゃんと大きくコピー出来るんですね。
この前エジプトの時は、やり方が間違えていたのか小さい画像にしかならなかったのに・・・(涙)。
まあ今さらやり直すなんて面倒だから、もちろんそのままなのですが・・・。

アンカラの町の眺め

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アンカラにあるアタチュルク廟。
建物はちょっと近代的、なんとも巨大なお墓です。

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ところで皆さん知ってました?
アンカラはトルコの首都なのです。
私はトルコに行くまで、てっきり首都はイスタンブールかと思ってました(私だけ?)。

トルコでの移動は全てバスだったのですが、走っても走っても、走っても同じ様な風景。
トルコのアナトリアは広い、ず~~っと何時間も大地が続きます。
車窓の風景を眺めるのも楽しいものですが、同じすぎて寝てました、ず~っと(笑)。
運転手さんもこれじゃ眠くなるだろうなあ・・・。

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これは途中にあった塩湖です。
白いところが、もちろん塩。
私は初めて見ましたが、何でこんな塩の湖が出来るのでしょうね?
死海が干上がった様な感じかな?

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今日のはびっくり、地下都市カイマクルです。
これは確かカッパドキアの近くだったかと思います。

洞窟住居とか、そう言うのは見たことあったし、そう驚かなかったんだけど地下都市には驚きました。
この上の写真がその地下都市の上部、下の写真がその地下です。
すみません、これだけではよく分からないと思いますが・・・。

その地下都市は入り口から入って行くと、奥に奥にどんどん掘り進められていて・・・蟻の巣?モグラの巣?(すみません、どう言うのだかよく知りませんが・・・)、まるでそんな感じ。
地下何階にもなっています。
中にも2メーター以上の石の扉とかもあって、それで確か敵の侵入を防いだとか。
なんともびっくりです。

だって中は真っ暗、そりゃあ明かりぐらいは点けたんでしょうけど、窓もないし・・・とても人が住んでいたなんて思えない。
しかもそれは地下都市と言うぐらいだから、何万人もの人たちが住んでいたそうです。
雰囲気としてはピラミッドの中、そんな感じもしましたが、ピラミッドはなんと言ってもお墓、人が住むための物ではないし・・・。
昔のトルコの人たち、本当に大変な生活を強いられていたのですね。


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これが中の様子です。
すみません、邪魔ですね、私(笑)。

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今日はカッパドキアです。
この景色はどうしても見たかった眺め、世界には不思議がいっぱいですね。

先ずこんな感じの地形があって・・・(前側の方はもう風化されてます)。

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それが風化されてこんな形に・・・キノコみたいですね。

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こんな洞窟住居もあります。
洞窟住居の中には教会とかもありました。

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今日は移動途中に立ち寄った村と、そこでパンを焼いてるおばちゃん達。
おばちゃん、お尻大き~い?
この衣装じゃ太って見えるのかもね(笑)。
でもトルコの若い女性はとってもきれいな人が多かった、子供達もメチャかわいかったです。

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このパンはナンみたい・・・これから焼くのですね。

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ところで今日はトルコのパンのお話。
トルコはなぜかパンがとっても美味しい。
トルコと聞いて「パン」、とはあまり思い浮かばなかったんだけどこれが実に美味しい、特に田舎の方。

写真に写ってるのはナンみたいだけど、私が特に気に入ったのはまあるい円盤みたいな?パン。
なんて言うんだろうなあ?あのパンの名前。
小麦粉が美味しくって、フランスパンをちょっと丸くしたような・・・。
表現力が乏しくて分かりませんね、これじゃあ(笑)。
とにかく、トルコのパンは美味しいのです。

でトルコの料理はどうだったか?と言うと、実はあんまり記憶に無い。
美味しかったとか、不味かったとか・・・あまり記憶にないと言うことは普通だったのかなあ(笑)。
食べ物に執着のある私としては、これはけっこう珍しいかも・・・。
景色とか他のことが面白すぎて、食べ物の印象が薄かったのかも知れない。

とりあえず、トルコではお腹は壊さなかった。
オリーブ油がふんだんに使われてるトルコ料理は食べ過ぎるとお腹を壊す日本人もいるらしい。
でも私は普段から脂っこい食べ物が大好きだから、それは大丈夫。

あとトルコで食べた美味しかったものはキャビア。
これはイスタンブールの魚屋さんが集まってる市場で買ったのだが、キャビアがとっても安いのだ。
黒海が近いので安いのかな?
もちろんお土産としても買って来たけど、小さい瓶詰めとかも売ってたので、買ってあっちでもその美味しいパンにのせて食べました。
あれは美味しかったなあ~。
しかし今考えると、とんでもなくカロリーが高い気がする・・・。


路上に出てたお土産屋さん。
これは長い長いネックレスかなあ?

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失礼しました。
上の写真で売られている物は、ネックレスではなくて、イスラム教徒の数珠みたなもので、99個玉が付いていて時には手に持って振りながら、時には玉を指で送りながら気を静めたりするものだそうです。(さっそくトルコ在住の方に教えて頂きました)

これは絨毯屋さんの実演販売です。

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トルコと言えばキリム。
私は絨毯とかけっこう好きで、前回エジプトに行った時も絨毯を買いたくって・・・でもエジプトのシルクの絨毯はとても高価。
結局キャメルか何かの絨毯を一枚買って帰って来ました。
で今度こそこのトルコでキリムを買いたい、っと意気込んで旅行に行った?かどうかまでは忘れましが、絨毯のお店探しながら旅行してました。

この写真にあるのは、ツアー全員が連れて行かれた絨毯屋さん。
こう言った絨毯の織り方の実演とかをしながら営業してるのですね。
もちろんここは添乗員さんとかにリベートとかが入るお店、だから高いに決まってる、と私は後ろの方で眺めてましたが・・・。

で結局まとまって何軒もの絨毯屋さんを目にしたのはイスタンブール。
イスタンブールでは一日フリーの日があったので、それはそれは熱心にキリムを探しました。
でもね、私にとっては結局高かったのですね。
もちろん安いのもありますが、柄とか色が気に入った物は2~3畳ぐらいな大きさの物でも10万円以上はしたと思います。
もちろん相手はトルコの百戦錬磨の絨毯屋?(笑)、本当の値段も分からないまま、でも私にはとっても買えそうな値段ではなかったので諦めました(涙)。

普段ほとんどお土産を買わない私ですが、トルコには欲しい物がいっぱい。
その時は私にしては結構買いましたよ。
パッケージツアーだと荷物も運んでくれるので気にしなくていいしね。
買ったのはイズニックの大皿を二枚。
キリム使いの革のリュック、これはその後ずっとお気に入りでボロボロになるまで使ってました。
後はまあ食料品とか細々と・・・そう言えばイスラムの魔除け?(違ったかな・・・どこにでもぶら下がってた青い目玉みたいな柄の石)
今も家にぶら下がってますが・・・。
そんなのもありましたね。

途中で見た風景。
お花畑もず~っと続いています。

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今日はトルコのトイレで驚いたお話。

トルコのトイレは日本の昔のトイレと似ている・・・らしい。
まあただ単にその・・用をたす穴が開いてるだけと言う。
ところがその似ているトイレ、これが水洗のトイレになった時、なんだかちょっと違うのである。

もちろんホテルのトイレや、主だったところは普通の洋式トイレなので、はっきりとは知りませんよ。
でも公園だかどこだかそんな所で入ったトイレがそうだったのです。

それはどう違うのか言うと、日本の和式トイレだと当然水を流せばそれは下に流れて行くでしょ。
ところがトルコのトイレは違う。
まあ元々足下の足を置く所がなんだかこう島になっていて(解かります?)、ちょっと考えれば想像はつくのかも・・・(笑)。

それを想像力の無かった私は?、水を流すと前側から足下をザ~ッと水が通って後ろに流れて行く!!
いや~、思わずどこに逃げようかと・・・まあ一応足下は島になってるから、でもなんだか濡れそうな勢いだった(様な気がした)。
やっぱり焦りますよね(笑)。

一度経験してしまえばそれからは足下を水が通る、って覚悟してるからそう困る事はなかったかな。
むしろ中々きれいなトイレだったような気もします(笑)。

そんなにたくさんのトイレに入った訳じゃないから、トルコのトイレ事情がどんなもんなのか?はっきりとは知りませんよ。
でもそう言うトイレ体験は、今まで行った国の中ではトルコだけだったように思います。

まだまだ続くトルコ編。
トルコは見所満載なので~す。

今日はすごく行ってみたかったパムッカレ。
これは石灰棚なんですけど、何だか不思議な景色ですよね。
どうしてこんな風景になるんでしょう??

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ここからは遺跡、今日のはエフェソスの遺跡で~す。

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ここの円形劇場はすごく大きい。
現在でもコンサートとかに使われてるらしい。

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私達は遺跡のトイレの上に座っていま~す(笑)。
いちばん左側に見える、その穴がトイレ。
こんなに外の光が降り注ぐところで並んで用を足すかなあ??

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これは聖母マリアの家、晩年聖母マリアが住んでいた家だそうです。

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今日のはベルガモン王国遺跡。
トルコの6月は毎日いい天気が続いてたなあ~。

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トルコはすっごい陽射しが強かったみたい・・・。
昼のほとんどの写真はサングラスかけてました。

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後ろに見えるのは有名なトロイの遺跡。
トロイの遺跡って小中学校ぐらいで習うから名前と馬ってことは知ってたけど、それがトルコにあるとは行ってみるまで知りませんでした。
そんな人は私だけかな?(笑)
この遺跡の周りもまだまだ発掘途中でした。

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トルコ最後の地、イスタンブールの眺めです。
イスタンブールはとても楽しい町。
一日半ぐらいしか時間が無かったんだけど、今度行ったらもっとゆっくりしたいな。

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これはイスタンブールのトプカプ宮殿(ハレム)、さすがに観光客がいっぱいです。

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ところで、トルコと言えばトルコ風呂、今日はハマム初体験のお話しで~す。
ハマムはその・・・行く前から、なんだか裸にされて痛い目にあうとか(笑)・・・どんなとこ?って、とっても興味深々のところでした。
で初めてのハマム、一人で行くのがなんとなく恐く?ツアーに来ていた女の子たち二人をお誘いしてみたのです。

そしたらなんだかその話が広まり、結局そのツアーに来ていた10人ぐらいが全員でハマムに行く話となったわけです(添乗員さんまで)。
でその大集団でハマムにGO!
確か女性が8人ぐらい、男性が2人だったと思います。

噂に聞くハマム、男女のお風呂時間はきっちり別れているとか聞いてたんだけど、そこは観光客用ハマム。
おまけに団体様ご一行様なので、結局全員が一緒の蒸し風呂部屋に入れられることになったのです。
もちろん身体には布を巻いてますよ。
でも男性のお客さんは二人、なんだか女性に囲まれてその方達の方が肩身が狭かったみたい(笑)。

ハマムでは裸の身体に布を巻いてくれたり、そう言う三助さんみたいな人は男性でした。
これは聞いたところによると、もちろん観光客用だけ。
トルコはイスラムの国ですから、トルコ人の間ではそんな事は許されません。
まあでも混浴なのは蒸し風呂のところだけ。
身体を洗ってくれたり、垢すりをしてくれたり、これはさすがに素っ裸でしたら男性は別の部屋へ・・・やってくれた三助さんももちろん女性の方でした。

でその入り心地は?
やっぱ気持ち良かったかな・・・でも初めてだから何となく堪能は出来てないと思う(笑)。
蒸し風呂はサウナより入りやすく、垢すりとかマッサージは、初めてだから何となくくすぐったかったり・・・垢すりに関しては痛いですけど(笑)。
これはきっと慣れれば気持ち良くなりそうです。
なんと言っても大理石の床の上に寝てれば、全てをやってくれるのですから・・・。

さて噂に聞く男性のハマム体験(男性のマッサージはプロレス並みとか?)。
裸にされて、マッチョなオジサンに羽交い絞めにされて?どんな目にあうのか、女性のそれより期待は大だったのですが、聞いた話では思ってたほど痛くはなかったって・・・。
まあでも人間裸にされてると何となく心もとないものですよね(笑)。

トルコに行ったらハマム体験、その夢はイスタンブールの最後の夜にかなえられ、風呂上りに皆で飲んだビール(私は飲めないのでジュース)は美味しかったです。


これはイスタンブールのブルーモスク。

モスクはもちろんイスラムのお祈りをするところなのですが、確か私の記憶によると男女は別の場所でのお祈りするとか・・・。
真ん中のメインの場所は男性、でどこからか後ろが女性、そんな風だったと思う(違ってたらすみません)。
やはりお祈りの最中、邪念は振り払わなければ・・・と言うことのようです。

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ここはアヤソフィアです。

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長かったトルコの旅の写真も今日で終わり。
トルコは本当に楽しく面白いところです。
写真もずいぶんいろんな景色があったでしょ?

まだイスラム圏の旅行にそう慣れてなかったこの頃は、イスラム圏を旅行して来るとすごくカルチャーショックでしたね。
旅行中は日本のことはいっさい思い出しもしない?・・・それだけ強烈だったのでしょうね。
でもそう言うイスラム圏の中でもトルコは旅行しやすい国、またそのうち行ってみたいなあ・・・。

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