ヨルダン
シリアに引き続き、訪れたのがヨルダンです。 シリアとヨルダンは隣り合った国。 このヨルダンこそは私がどうしても見たい遺跡のあった国、その遺跡については後ほど写真で詳しく紹介していきますね。 先ず今日の写真はジュラシュの遺跡、入口だけで~す。 何で入口だけかと言うと、私はこの頃すっかり胃腸の調子が悪く、食中りではなさそうだったけどなんだか吐き気が・・・。 歩き回る元気もなく、みんながこの遺跡の見学に行ってる時、私は木陰で休憩していたのです(涙)。 う~ん、残念! と言うことで、このジョラシュの遺跡の写真は一枚しかないのですが、ここの遺跡も列柱の立ち並ぶローマ遺跡です。 ![]() これは死海近くにある海抜0メートルの標識。 しかしなんておデブな写真。 実はこれから更にそのおデブな姿がさらけ出される写真があるのだ(笑)。 お楽しみに~! ![]() さて、次に向かうのは死海。 死海とは海抜がマイナス400メートルにある湖で、だからこんな標識があるんだと思います。 でなんでそんな死海と言われる湖が出来たかと言うと、湖の水がどんどん蒸発してその湖の塩分濃度が高くなって出来たらしい。 塩分が強すぎてここでは生物がほとんど生息できないので死海と言われているのだそうだ。 ここが死海です。 一見、何の変哲もありませんね。 でもその中の様子は・・・ ![]() 死海と言えば浮遊体験、もちろん私もやりました。 テレビとかで見たことはあったのですが、実際にも面白かったですよ。 足の着かないところに行っても、もちろん沈みません。 胸から上はプカーッって感じで浮いちゃいます。 でもバランスをとって浮いてないと大変なことに・・・。 顔が浸かると水が目にしみて、海どころじゃあありません。 だから死海で泳ぐ時はちょっとでも怪我してると大変です。 私もどこかにちょっとした傷があったのですが、すっごいしみる。 そりゃそうですよね、死海の水はとんでもなくしょっぱい。 この先死海で泳ごうと言う方は要注意です。 ![]() ところでこの時、死海に行くことは予め分かっていましたから、私はやっぱりその湖の中が見てみたいと・・・。 お魚は住めないって知ってはいたのですが、やっぱり自分の目で見てみたーい。 そこで私は、ダイビング用のマスクは大きいのでちょっと荷物になるから、水泳用のゴーグルを持って行ってみました。 でその死海の中は・・・何にもいませんでした。 確か砂地に藻草みたいなのは生えていて、水の透明度はそんなによくはありません。 どよよんとした、薄緑色みたいな感じ。 そんなにきれいではありません。 まあ当然ですね、死海は湖なんですから。 そして本場死海で初体験。 これが死海の泥パックで~す。 ![]() すっごい笑える・・・チョーおデブでしょ! 今の私を知る皆さん、これはやっぱり別人ですよね? 本人絶対そうだと思ってる(笑)。 でその泥パック、どうだったかと言うと実はあんまりお肌に良かったような気はしない。 泥を身体に塗ってもらったり・・・これはくすぐったかったかな。 そしてしばらくしてこの泥はシャワーで洗い流します。 一時間ぐらい経った後、なんだか肌がカピカピになる。 乾燥してまるで鮫肌の様? その上なんだか変な臭い。 肌の臭いをかいでみると、なんかドブ臭い感じ。 え~っ、死海の泥パックってきれいになるためにするもんじゃないの~? 考えてみると泥パックをした後、石鹸で洗い流す訳じゃないし、水で洗った後はそのまま放置。 やはりこれではお肌はきれいになるはずはないのだ。 パックの後のお手入れも必要なんだろうなあ。 それに死海の湖のほとりでやった泥パックは、まさにその湖の泥を取って来て身体に塗っている。 それがドブ臭いのは当然なのかも知れない(笑)。 まあでも死海の泥パック、楽しい体験になりました。 さて今日からはヨルダンのメイン、ペトラの遺跡です。 私はこの遺跡が見たくてヨルダンへ旅行しました。 ペトラの遺跡はご存知の方も多いと思いますが、映画「インディー・ジョーンズ3」の撮影地になった遺跡。 あの映画すごく面白かったですね~。 私はこのシリーズの中でも3がいちばん面白かったです。 あの映画の最後のシーン、ハリソンフォードやショーンコネリーが馬で走ってるシーンありますよね。 その影響かどうかは分かりませんが、ペトラの遺跡では遺跡の入場門から遺跡入口までの約1キロぐらいを馬に乗ることが出来ます。 その時の写真がこれ。 私が大きいのか馬が小さいのか、お馬さんなんだか重そうですね~(笑)。 ![]() ペトラの遺跡はすごく広いんですよ。 全部を歩いて見て回ると、奥の方の急な階段のある坂道を含めて往復約10キロぐらいはあるって聞いた覚えがあります。 先ずは馬に乗って到着した遺跡の入口から。 ここからはシクと呼ばれる巨大な切り立った大きな岩の間の道をひたすら歩きます。 この道も確か2キロぐらい。 ここが多分「インディージョーンズ3」の映画のラストで、馬が走り抜けて行くシーンの道ではないかと思いました。 この写真はその入口です。 ![]() 大きな岩の間の、今まで見たことのない様な景色とこの先が見えない道にかなりワクワク。 どんどん歩いて行くと、いよいよ見えて来ました。 大きな岩の奥に見えるのがエル・カズネです。 ここの写真、よく旅行のパンフとかにも使われてるんですが、ほんとはすごくいい感じなんです。 素敵な写真に撮りたかったのにすごく難しい。 大きな岩と岩の間は薄暗く、その奥に見える遺跡エル・カズネはすごく明るくて・・・こんな写真になってしまいました(涙)。 ![]() これがエル・カズネ(宝物殿)です。 シクを抜けるといきなり目の前にこ~んな大きな遺跡が姿を現すのです。 ![]() ここがあの映画「インディージョーンズ最後の聖戦」の撮影地のメインになったところです。 映画ではこのエル・カズネの中に聖杯があり、皆はそれを手に入れるために中に入っていろんな試練に立ち向かうのですね。 でも実際にはここの中には何もありません。 これは私も行ってみて初めて知った事実だったんですけどね。 映画の中で出てくる遺跡の中は多分映画のセットで、本物は中は何にも無い巨大なただの四角い空間になってます。 私はあの映画を見て、てっきり中はあんな風になっていると思ってました。 さすがにあの映画の中で崖っぷちに立って下が回りの景色に同化して見えないシーン、あれは実際にはないかな?って思ってましたけど・・・。 まあそんなことも知らず行ってみて、中が真っ暗な空間だったのはちょっと期待はずれだったのですが、それでも十分堪能しました。 ペトラの遺跡はやはり素晴らしい。 他では見たことのない様な、何遺跡かな?・・・すごくその雄大さを感じる遺跡と周りの風景。 ペトラの遺跡はまだまだこの後も続きます。 このエル・カズネを通り過ぎ、奥にもいろんな遺跡がたくさんあるのです。 こう言った岩を掘って出来た穴、お家だったり遺跡だったり・・・。 エル・カズネまでの道のりとは違い、そこは開けた山沿いの遺跡となります。 ![]() ここはなにかの遺跡だったと思うんだけど、何だったっけ?(笑) かなり高い岩を掘り抜いて作っています。 一緒に写ってる人の大きさを見ると分かるかな? ![]() 石の建物の中に入れるところがあり、入ってみるとこんなきれいな色の壁のところがありました。 私?・・・ちょっと邪魔してます(笑)。 岩の色が層になってなんだかすごいですね。 鍾乳洞じゃあないけど、なんだか不思議な色の石なんでしょうか? 写真の色はなんだかちょっと色褪せてるみたいですが、実際にはもっと鮮やかな感じの色に見えました。 ![]() ペトラの遺跡、もうちょっと・・・。 これは遺跡ではお馴染み円形劇場です。 でもここのは石をきれいに並べて作った感じではなく、岩を削って作ったのでしょうか? なんだかデコボコしています。 ![]() ペトラの遺跡は、この下の写真の様な急な坂道の山の上へと続いています。 そしてこの最後の坂を一時間ぐらい登り続けると山の上には「エド・ディル」と言う遺跡が待っているのです。 でも実は私はこの時、胃腸の調子が悪く気持ちが悪い、おまけに遺跡に登る道は炎天下でメチャクチャ暑い・・・登れませんでした(涙)。 この遺跡が見れなかったのだけは、すっごい心残りです。 その最後の遺跡エド・ディルと言うのは、形はエル・カズネとそっくりでもう少し大きいのだそうです。 でそこまで登り切って入口まで帰ると約10キロ。 ペトラの遺跡は、なかなか大変な道のりなのです。 ![]() ペトラの遺跡最後は、遺跡の警察官?と一緒に撮った写真で~す。 確か警察官だったと思うんだけどなあ・・・すみません、思い出せません。 でもすっごい制服ですね~。 この暑い中でよく着ていられる・・・。 でもベージュに赤色のアクセントでかわいい、民族衣装みたいな制服です。 しかしやっぱり私はデカイなあ。 身長は同じぐらい、でも私の方がどう見ても貫禄がある?(笑) そうそう、この頃私は体型が日本人と言うよりはアメリカ人とかみたいな感じだったんですよね。 外国人の中にいても存在感劣らず? ![]() モーセの泉、ここはモーセが岩を杖で打つと水が湧き出てきたと言われている泉。 あちこちにあるらしい。 ![]() ところでこの写真の真ん中辺に着物を着た女性がいるのが分かるでしょうか? この女性はもちろん日本人、私の参加したツアーにご一緒した方だ。 このご婦人、かなりご年配の方なのだが日本でも普段から着物を着ていると言う。 最初成田で集合の時も着物姿で驚いた。 そしてその34時間もかかる飛行機の移動ももちろん着物で・・・旅行中も一日だけ、ペトラの遺跡に行く日だけはさすがに洋服で来たが、その他の日はずっと着物だったよう記憶している。 すごいなあ~! まあたまに着物が好きという女性はいるけれど、ここまであの苦しい帯を締めて着物を着ていられるとは・・・本当に感心してしまった。 ちなみに外国で女性が着物姿でいるとやはりモテる。 まあこの方はかなりのご年配のご婦人なので、モテるって言うよりは人気者って言う感じだったと思うけど・・・。 いよいよヨルダンの旅の写真も最後になってしまいました。 これはアンマンのモスクの前です。 モスクもところ変われば建物も違いますね。 建物もミナレットも近代的でシンプルです。 ![]() 最後は小高い丘の上から見たアンマンの町並です。 アンマンってけっこう都会なんですね。 ニュースでよく名前は耳にしてたんですけど、どんなとこだか全然知りませんでした。 今でもよく分からないのですが・・・。 ![]() ジャンル別一覧
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