ポルトガル1
本当に久しぶりにヨーロッパに観光旅行に行って来ました。 今回はパッケージツアーでしかも参加人員が30人と言う、私には初めての大人数のツアーでしたが、こう言う旅もなかなか新鮮? とっても楽しかったです。 天気にも恵まれ、雨季のポルトガルではあったのですが、一日中雨と言う日は全然なく、ほとんどが青空の見える日が続きました。 今年のツキはまだまだ残っていたようです。 ところでこの旅行、実は密かに楽しみにしてたのは関西人とのふれあい?(笑) 私は関西の方にはほとんど知り合いがいないのでかなり楽しみだったんです。 最初はまだ打ちとけない?ってこともあってか、意外に大人しい方ばかりのようにも見えましたが、そこはやっぱり関西人?(すみません、関西の方、読んでも怒らないでね) 最後は関西人のパワーで元気をもらった様で楽しい時を過ごすことが出来ました。 先ず1日目、この日はもちろん移動です。 早朝家を出てからリスボンに着いたのはもう夜11時頃、時差もありますから長い長い一日を移動で費やしたわけです。 そして翌朝、リスボンをバスで出発、北の町ファティマに向かいました。 着いたところがこの下の写真、とってものどかな田舎町でした。 ここが町の中心?です。 ファティマで観光したのが、このバシリカ。 後はフリータイムで街をぶらぶら散歩、暇を持て余してお茶飲んでました。 次に行ったところはここコインブラ。 ポルトガルは坂の多い町が多いのかここも急な坂や階段が多い町でした。 ポルタジェン広場 ここは坂のいちばん下、もうすっかり夕暮れ時。 写真がちょっと暗いですね。 コインブラ大学 校内にはあまり人は多くなく、ここでタダのトイレをお借りしました。 そうです、ヨーロッパのトイレは有料。 トイレに支払う金額は人に寄って違うと思いますが、私は30円ぐらいを目安に・・・もちろん、国によって違います。 旧カテドラル 古いまるで要塞みたいな教会。 町の中の細い道に建ち、写真をとるスペースもありません。 教会の中の写真、私はあんまり撮らないんですよね。 中はお墓になっていたり、あまり写真に撮るのも良くないかと思い、つい躊躇ってしまいます。 クリスマスイルミネーション どこの町でもクリスマスイルミネーションが始まっていました。 でも夜にならないと見えない、パッケージツアーの辛いところです。 上に付いてるのは電飾の線、それぞれのストリートには違う電飾が付いていました。 リスボンでは道を覚えるのにも電飾の形で助かりました。 ここは教会の前なのですが、屋台のお店は焼き栗屋さん。 ポルトガルではこの焼き栗の屋台があちこちで見られました。 一つもらって食べてみましたが、味は日本の甘栗の方が美味しいかなあ。 ただ栗を焼いただけって感じのお味でした。 ここで今回のツアーに参加されてた人たちのことを少し。 総勢30人と言うかなりの大集団なのですが、そのうちの半分以上はご夫婦、あとは女性同士のご参加の方と一人参加の方が6名でした。 平均年齢は高く、多分55~60歳ぐらいじゃあないでしょうか。 まあ今時平日暇な人たちと言えば、やはりそのぐらいな年代の方と言うことになるのでしょうね。 その中でもいちばん高齢の方は確か80歳ぐらい。 ものすごくお元気ですね。 私でさえ長い移動で、「ふぅ~、疲れた」って感じなのに、最後まで元気に旅行されておりました。 もう世界中あちこち行き尽くされている方のようでした。 私もあの年齢になるまで元気で旅行を続けられたらなあってつくづく思ってもみたのでした。 今日からは3日目、ここはギマランイスです。 ブラガンサ公爵館 立派なお家ですね~。 でも立派過ぎて中は寒々? 家の前には銅像がありました。 でもこれは確かポルトガルの初代王、エンリケス1世の像かと思います。 お家の中には回廊が・・・ヨーロッパじゃあ、こう言う回廊をよく見かけますね。 ギマランイス城 上のブラガンサ公爵館から少し登るとこのお城があります。 なんだかのどかなところです。 場所は高台の上にあり、周りの景色も良かったです。 今日はこのポルトガルでのお食事の話。 ポルトガルのパッケージツアー、料金も安くホテルもいい。 私としてはかなり満足度の高いツアーだったのですが、このツアーに付いてる食事だけはかなり不満足。 バイキングとかならまだ良いんだろうけど、毎日ほとんどコースで出てくるお料理。 好き嫌いの多い私としてはメインのお料理は食べられない日もある。 私は鶏肉が嫌いなのです。 鶏肉ってやっぱ安いからかこう言うツアーの料理には多いんですよね(涙)。 まあその好き嫌いを除いても毎食出てくるスープは同じ様な味。 まあ日本の味噌汁みたいな物なのだろう。 あとサラダは付いたり付かなかったり。 大体はスープにパン、そしてメイン料理にデザートと言うコースになっている。 でもそんな中でも美味しかったものも・・・。 そのいちばんはイワシのグリルである。 イワシを塩と香辛料で焼いた物、レモンがあるともっと美味しく食べられたのにな。 これは3匹も出てきたが全部食べました。 ポルトガルは基本的にはお魚料理が美味しいようですね。 そうそう、それと皆さん知ってます? 日本の天ぷらってポルトガルから伝わって来たものなんですってね。 私は知らなくて笑われました。 でも日本で食べる天ぷらとはちょっと違う、ころもが付いてなくて小麦粉だけで揚げた感じ。 これは揚げたては美味しかったです。 唯一フリーの日のランチに食べました。 ちなみにホテルでもバイキングで出てたけど冷めてるから不味かった。 まあポルトガル旅行でのお食事はそんな感じ。 考えてみたらヨーロッパは今までほとんどがフリーで行っていたので、お食事だけは自分の好きな物を食べてたんですね。 でもヨーロッパの食事の料金はかなり高いです。 って言うか日本でもレストランで食べればそのぐらいは当たり前なんですが、旅行中の食事代としては夕食の2~3000円はかなり痛い。 ちなみに私はお酒が飲めませんので、これはお食事とコーヒーでの値段です。 昼はほとんどサンドイッチかハンバーガーとかピザです。 これでもけっこう高いんですけどね。 ちなみに今回バーガーキング(アムステルダムの空港内)で食べたいちばん安いハンバーガーとポテトに飲み物のセット。 これは5ユーロで日本円で約750円、そう考えると軽食でも高いのです。 次の写真はギマランイスの街角で・・・ こう言う通りはいかにもヨーロッパらしいですね。 右側の建物の壁には大きなアズレージョが・・・。 アズレージョとはポルトガルの装飾タイルのことだそうです。 建ち並ぶかわいい建物。 でもシーズンオフなんでしょうね。 カフェでお茶を飲む人の姿も見かけません。 ポルトガルは私の中ではやはり夏イメージの国です。 旅の中盤に入り午後はポルトガルで第2の都市、ポルトに入る。 ここは街の中をドウロ川が流れ、そのドウロ川はもうすぐ大西洋へと続いている。 大西洋の見える景色に出会えるのももうすぐである。 これはドウロ川近くにあるサン・フランシスコ教会 そしてこの街の中心、いつもは静かな街並みなのかな?でもその日は違っていた。 フットボールかサッカー?の試合があるとかだそうで、もう街中は大賑わい。 試合が始まるのは夜の7時半からだと言うのに昼間っからこんな様子。 大勢のサポーターで賑わっている。 昼間っから皆飲み続け・・・とても冬とは思えない、上半身裸の人もいる。 ヨーロッパではこう言う試合がある日、特にサッカーなんだけど、実はその場所はかなり危険。 大勢のサポーターは昼間っからもう既に酔っ払い。 そばに行くと抱きつかれる?モミクチャにされる、とても危ないらしいのだ。 とても近くに行って写真は撮れないのでこれで・・・。 私達はこの日、雲一つない晴天と言うことで予定にはなかったドウロ川クルーズへ。 この船ではないが貸切のクルーズ船に乗って一時間ぐらいのクルーズを楽しんだ。 今日の写真はドウロ川クルーズで撮った写真です。 クルーズって楽しいですよね。 乗っていればどんどん違う景色が目の前に現れます。 私はどこに行っても乗れる船があると大喜びで乗りに行きます。 川ではいくつかのカヤックも走っていました。 こう言う船は今はもうあまり見かけることがない様な・・・。 ちょっとクラシックな感じの船ですね。 何をしている船なんでしょうか? ポルトの街で最後に訪れたのはワイナリー。 ポルトガルと言えばポートワイン?サンデマンのワイナリーです。 と言っても私はアルコールがまったく飲めないため、サンデマンはおろかポートワインと言う意味もほとんど知らず・・・。 でも良い雰囲気だったのでたくさん写真を撮りました。 黒マントがトレードマークのサンデマン。 こちらは置物ですが・・・。 ワインの樽がいっぱい。 アルコールの飲めない私にはなんかちょっと匂いが・・・。 樽にもちゃんと「SANDEMAN」って入っています。 こんなかわいい女性が中を案内してくれました。 中ではちゃんと日本語のビデオも見れます。 最後はこちらで試飲です。 赤と白、確か両方頂いていたようです。 ワインの飲めない私にはもちろんお茶のサービスはありません。 ヨーロッパを旅行するとワインとかビールとか・・・アルコールの飲めない私はかなり損した気分になります。 さてポルトガル旅行も今日で4日目、やって来たのはバターリャである。 今日もまた快晴の良いお天気、本当にツイてるなあ~。 バターリャ修道院 ポルトガルの観光には、次々に出て来る修道院と教会。 写真を見ても、もうどれがどれだか分からない。 実はガイドブックを片手にこれを書いている(笑)。 これは多分バターリャの街角で撮った写真だと思う。 スペイン、アンダルシアで見たかわいいお家にちょっと似てる。 次にやって来たのはアルコバサ。 この写真はサンタ・マリア修道院。 実は大きすぎてとても写真に入らない。 この写真はメインの入口のところだけ。 歴史にもキリスト教にもあんまり興味のない私は、修道院と教会の観光には少し飽きてきました。 でもこの後いよいよ大西洋が見える海沿いの町に行くのです。 やっと海が見える~!! とっても楽しみです。 |