アラ還の独り言

2021/03/31(水)11:30

パスツレラ 送別会 同調圧力

お勉強(41)

​​​​​​​動物では病検体にならず、人にうつると病原体になるやっかいな細菌がいます。 腸内細菌叢にも緑膿菌など普段は病原菌にはならないが、免疫が低下すると病原性を発揮するものがあります。 動物にキスしたりして感染するの​がパスツレラ菌​です。猫の口腔内にはほぼ100%、犬の口腔内には75%ぐらいに常在しています。 口の中に口内炎や傷があるとそこからパスツレラ菌が侵入して、増殖する可能性が高まります。 予防としては市町村のホームページには「キスをしない」、「一緒に寝ない」とあります。しかし、家族扱いの猫や犬に対してキスは我慢できるかもしれませんが、一緒に寝るのを止めるのは大変です。横で寝ると可愛いですから。(私が飼っていた犬は私の側では寝ますが、布団には入ってきませんでした。珍しく布団の中に入ってきたときにはなくなっていました。) 猫や犬が本気で噛んだときには感染の可能性が高まります。本気というのはかみ傷ができるほどと言うことです。その傷から菌が進入して増殖します。腫れだけでなく、皮膚潰瘍やリンパ管に炎症を起こす可能性もあります。炎症を起こすと発熱の可能性があります。まれに呼吸器で増殖し、肺炎を起こす可能性があります。 ​ウイルスとは違い抗生物質が有効です。耐性菌の報告も今のところはありません。​ ペットが他人を噛んだときには、パスツレラ菌の感染も考慮する必要があります。時間がたってから腫れてきた訴えられることがあり得ますので、狂犬病のワクチンを売っているから、傷が治れば大丈夫と被害者に伝えるだけでは問題があるかもしれません。 さて、厚生労働省の送別会です。 ​​同調圧力の働き方は、部署という狭い範囲では、法律よりも優先してしまう​というのは社会学の研究対象​として適切と考えます。 この​同調圧力に対して、個人が対応すべき問題かというのも心理学の研究対象​かと思います。 マスコミはこの同調圧力がどう働くかを全然考えずに、厚生労働省の送別会を糾弾し、市民の送別会禁止のお願いに対して、そのお願いを破ることはまるで罪のような報道をします。 ワクチン摂取は自己判断で決めるべきだといいながら、全ての情報を流さない。厚生労働省は発表はしていませんが、ワクチンを申請するためにファイザーの申請資料を全て公開し、厚生労働省の疑問点とその回答、厚生労働省の内部機関である専門部会での疑問点とその回答、第三者期間である薬事審議会の資料と議事録を公開しています。 その資料を読むことは市民に強制されることではありませんが、マスコミは専門家の話を、裏付けを取らずに垂れ流すのではなく、この資料を読み、疑問点は議員に問い合わせるなどの取材を行ってから、ワクチン接種するかどうかを市民が判断できるような情報を伝えるべきです。 中立でなければならないということは、片方の意見を垂れ流すことではありません。全てのデータを解釈した上で(専門家の意見を聴くことは構いませんが、それを事実としてそのまま受け入れるのは間違いです。)、市民に伝えてほしいものです。 ​こんな風に考えるのはマスコミに期待しすぎでしょうか。​​​​​​​​​​​​​​​​

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