|
カテゴリ:All
百町森さんに注文していたジーナ社のハニカムがようやく入荷、届きました。 相沢康夫氏の新作積み木ということで、かなーり期待していたおもちゃ。 箱を開けてまずはその巨大なパーツにビックリ! 基尺2.5cmの正六角形のパーツを基本に、1個から7個までこれを連結した形状のパーツがあります。最大の赤パーツの長さは30cm強ということで、所有しているどんな積み木よりも大きいです。手に取るとあまりの重量感に基尺以上のものを感じます。 考えてみると、2.5cm基尺といっても正六角形の一辺が2.5cmなので、対角線の長さで言えば5cm。基本パーツの大きさはアングーラの最小パーツというよりはネフスピールに近い感じですから、その大きさも納得です。 精度良く作られた各パーツは虹色に塗り分けられています。その塗りは木目がはっきりと透けるような薄い感じで、表面の仕上げも木目の凹凸がかすかに手に触れるようなナチュラルなもので、木のぬくもりが感じられるとても良い感触です。 こういう塗り・表面加工の違いも、木のおもちゃに触れる楽しみの一つですね。 さて、さっそく色々と積んで遊んでますが、サイズのダイナミックさに輪をかけて、ダイナミックな積み方が楽しめる積み木です。ネフのアングーラに近い感覚がありますが、アングーラは4つあるジョイント・パーツを使って、バランス積みをするのに対して、ハニカムは六角形を繋いだことによって出来た凹凸がお互いに引っかかることによってジョイント無しでどんどん積んでいくことが出来ます。アングーラ以上にどんどん積めるという感じで、積んでいて楽しいです。 百町森の方がおっしゃるように、ウルリッヒ・ナミスロウ氏の「カスカド」の影響を感じますが、ベースが六角形であることで、それ以上の積み方のバリエーションがあります。 相沢さんも特典DVDの中でヴィボを越える自分の代表作になる、とおっしゃっていましたが、まさにそんな風格を感じますね。 蛇足ながら、特典DVDの積み木ショーのなかで、相沢さんがヴィボを触りながら、ネットで旧色ヴィボの復活署名している所がある、と言ってました。これ、私のブログ以外にないですよね?ちょっと嬉しかったです。 こういう声が多くなれば、復刻しやすくなる、ともおっしゃってました。旧色欲しい皆さん、どんどん意見を百町森あてに出しましょうね!私のブログにも書いていただけると尚うれしいです。 えーとにかく、このハニカム、久しぶりに積み木界に現れた大物と、私は思います。ていうか、私がネフを知ってから新しい積み木が出るのって、ほとんど無かったんですよね。ほんと嬉しいです。 積み木作家の皆さん、応援してますよ。どんどん面白いもの出してくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|