2012/06/13(水)22:55
電気自動車はスポーツカー向け?
静岡の「夢や」という和服屋を教わった、秋葉原愛好家です。
電気自動車はスポーツカー向けですね。
先日、日産のリーフに試乗する機会があったのですが・・・
リーフと言えば、大き目のハッチバックといった姿の電気自動車。
およそスポーツカーと似ても似つかぬ実用重視に思えたのですが、意外や運転するとなかなか面白い。
スポーツカーの楽しい操縦性は、重量物をなるべく中央に集め、重心を可能な限り低く抑えることが肝心とされます。
重いバッテリーを床下に置けば、電気自動車はこれをエンジン車より簡単に実現できるのでしょう。
だから、見かけによらず運転して面白い。
正直、私は、電気自動車がエコかどうかは、微妙なところだと思っております。
バッテリーの製造や廃棄もしくはリサイクルで出るCO2、消費される希少金属、充電設備のインフラ普及に使われるエネルギーと原料、そして、昨今の内燃機関の高効率化。
内燃機関の自動車に比べ、電気自動車に不利な要素もちらほらありますし。
また、実用性の面でも、例えばリーフはバッテリーに圧迫されてか後部座席が床、座面ともに高めで、車のサイズのわりに狭いなど、まだまだの部分もあります。
が、ことスポーツカーとしての潜在能力は、ガソリンエンジン車以上かもしれません。
官能的なエンジン音以外は、先の重心・重量配分、モーターのトルク特性(0回転で最大トルクが出る)、デザインの自由度とそれに伴う空力の最適化など、有利な要素が多いですからね。