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2010/04/09(金)22:12

小石川植物園でお花見 2010

小ネタなど諸々(252)

 去年12月30日に開催された『けいおん!』のライブイベント『けいおん! ライブイベント ~レッツゴー!~』。  私も横浜アリーナですっかり「うんたん!」してきまました。興奮さめやらないまま当日の模様をブログで更新してます。  あの感動をもう一度!  いよいよBlu-ray&DVDで6月30日に発売決定!  なお、Blu-rayは初回限定生産なのでご予約はお早めに。 『けいおん!』 ライブイベント ~レッツゴー!~ 【Blu-ray】【初回生産限定】 『けいおん!』 ライブイベント ~レッツゴー!~ 【DVD】  都内のサクラはそろそろ終り。先週末には都内のサクラの名所は、どこも花見客で賑わってました。  さて、今年はどこに花見に行こうかと考えたんですが、メジャーで人が集まる場所は避けて、自転車で手軽に行ける所という条件で探しました。  その結果、文京区にある小石川植物園に決定。 この植物園は正式には東京大学大学院理学系付属の研究施設で、それを一般に公開している場所です。  元をたどれば徳川五代将軍綱吉の時代までさかのぼることができる、日本最古の植物園です。明治10年に東京大学の施設になり「日本近代植物学発祥の地」と言われてます。  場所は都営三田線の白山駅から徒歩約10分。  入園券は、なぜか正面入り口の近くにある雑貨屋さんで買います。パンやおにぎりといっしょに入園券を売っているのがユニーク。ここで売っている理由は不明です。  入口から続く坂を登ると、すでにサクラの花が満開です。  坂の上にある植物園本館の隣にサクラが咲いてました。サクラは入学式のイメージがあるので、こういった建物が似合います。  広場に着くと満開のサクラが迎えてくれます。園内のサクラの本数はそれほど多くないですが、空を覆うように咲くサクラの木々はみごとです。  ここに植えられていたソメイヨシノは、国内で年代が確認されたサクラの中ではもっとも古いものだったそうです。現在そのサクラは枯れてしまいましたがそれだけの歴史のある場所でサクラを見るのはまた一味違います。  広場では多くの家族連れが芝生にシートを広げて花見を楽しんでいます。  この植物園はあくまで大学の研究施設なので、酒類の持ち込みや宴会などはできません。そのため喧騒を避けて静かに花見をするには最適の場所です。  長い歴史のある植物園なので、明治や大正時代に建てられた味わいのある建築物が残っています。その建物とサクラが、またみごとにマッチしてます。  日本有数の植物の研究施設なので、園内にはそのほかにもたくさんの花が見れます。温室も一部が一般開放されて見学可能です。  一般の植物園はきちんと分類分けされて展示してますが、ここはけっこう「ワイルドに生えている」のを見て歩くという感じなので、より身近に植物を観察できるのがいいところです。  このリンゴの木は有名な「ニュートンのリンゴの木」で、1964年にイギリスから贈られました。ニュートンが万有引力の法則を発見するきっかけになった木の枝を接木したものだそうです。  今では日本中に「ニュートンの木」と言われるのがあるけど、すべてこの木から接木したものです。いわば「元祖ニュートンの木」ですね。  このイチョウも植物学の歴史において、とても貴重な発見をした木です。その名も「精子発見のイチョウ」。  1896年にこのメスの木から採取した種子からイチョウの精子が発見されました。種子植物から精子が発見されたのは世界で初めてです。  ていうか、イチョウにオスとメスがあったのがビックリ。  小石川植物園からの帰り、丸ノ内線の茗荷谷駅に向かう播磨坂では「文京さくらまつり」が行われていました。  播磨坂は道路の中央に歩行者専用道があるため、ここにシートを広げて花見をする人たちが大勢いました。  中央の歩行者道路だけでなく、左右の自動車道にもサクラ並木が続いてるので、空を覆うようにしてサクラが咲いています。あまり知られた場所ではないですが、ここのサクラ並木も見事です。  都内には探せばまだまだ隠れたサクラの名所があるはずです。これからもそんな場所を探して訪問してみます。

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