カテゴリ:アキバよもやま話
去年10月に秋葉原にオープンして以来、さまざまな展示で楽しませてくれる “献血ルーム界の革命児”「akiba:F」。 これまでの展示企画、第1回『初音ミク 未来へ』と、第2回『西尾維新アニメプロジェクト(化物語&刀語)』をレポートしてきましたが、4月15日から開催されている3回目の展示は『鉄道模型(ジオラマ)の楽しみ』。 今回も献血終了後にさっそく撮影させてもらいました。 献血ルームの入口では、鉄道アイドル木村裕子さんの等身大POPが迎えてくれます。「akiba:F」では「献血車掌」として活躍です。 待合室の展示スペースには、有名な鉄道模型制作者の作品やメーカーの製品まで、各所に鉄道模型やジオラマが展示されています。 今回の展示が目指したのは、「走らせるためではなく、じっくり観るための展示会」。動く列車の展示ではなく、ジオラマの風景に溶け込んでいる列車が見れます。 待合室のあちこちに展示があるので、献血を待っている時間にぐるっと見て回るのがおすすめです。 クリスタル製の機関車やペーパークラフトの機関車など、制作者のこだわりの鉄道模型が見られます。この機関車、かなり大きいです。 映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』で撮影に使われた「特急 こだま」の模型も展示されてます。 1/45スケールのOJゲージなのでデカくて精巧にできてます。この模型はHINODE MODELで販売されてます。 ちなみにお値段は、8輌編成で135万円! 今回の展示で一番気に入ったのが、江ノ島電鉄の鎌倉高校前駅付近を再現した大きなジオラマ。 生活感あふれる街の中を江ノ電が走る風景がみごとに再現されてます。 夏の海岸沿いを走る江ノ電のそばには、クルマで渋滞した海岸通り。クルマも一台ずつ車種が違います。 街中にも多くの人たちがいて、一人ひとりのポーズが違う芸の細かさです。 じっくり見ていると「古き良き時代」というセリフが浮かんでくる、なんともいえない味わいがあります。 夏の湘南海岸で遊ぶ人たちもリアルに表現してます。よくぞここまで多くの人を登場させたもんだと、感心しながら見てました。 鉄道関係の雑誌も備えているので、待ち時間に読むことができます。 待合室だけではありません。 採血ベッドのモニターに設置されているiPod touchで、ジオラマの中を走る列車の動画を見ることができます。これがまた実にリアル。 トンネルを抜ける列車や、夜の駅に発着する列車など、どこかで見たことのある懐かしい風景が再現されてます。採血中の約10分では見きれない動画が入っているので、別の機会にじっくりと見てみたいです。 今回の展示とは関係ないですが、「趣味は献血!」と書かれた「復活!ミニスカポリス」の吉川このみさんのサインがありました。彼女は看護学校に通っていたそうです。「このみちゃんに血を抜かれたいっ!」というファンは、迷わず献血ルームへ。 今回写真を撮っていて残念だったのは、ケースに照明が映り込んでしまい、せっかく精巧にできたジオラマなのにボヤッとした写りになってしまったこと。 写真では伝えきれない細かいディテールが見事なので、ぜひ実物をごらんください。 『鉄道模型(ジオラマ)の楽しみ』の展示は7月14日までです。お見逃しなく。 毎回、献血の楽しみが増える展示をしてくれる「akiba:F」。次回の企画も期待してます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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