とにかく暑かったので、自転車で海に向かって走りたくなりました。

　湾岸道路を一路西へ。たどり着いたのは東京湾にある都立城南島海浜公園。





　平成3年に開園した大田区城南島の端にある公園です。園内ではオートキャンプやバーベキューも出来るため、クルマで来る人が多くいました。






　海沿いには砂浜が広がってます。

　遊泳は禁止ですが、くまでを使ってアサリを取ることもできます。2kgまで取ることができるので、晩ご飯のお味噌汁に使えます。「江戸前のアサリ」はどんな味がするんだろ？



　海のすぐ先には羽田空港があります。

　月曜日に新型のボーイング７８７が報道陣に公開されましたね。羽田空港には去年、新ターミナルがオープンしたときに自転車で行ってきました。







　公園に着いて驚くのは、すぐ上空を飛ぶジェット機たち。ジェットエンジンの轟音を響かせながら公園の上空を通過し、次々と羽田空港に着陸していきます。

　この日の飛行機はＢ滑走路に着陸しています。ここは主に南風時に着陸用として使われる滑走路で、風向きや季節によっても使われる滑走路が違ってくるのでここで紹介するような見え方ではない場合もあるかもしれません。





　おなじみのJALやANAの他に、カラフルに彩られたジェット機が通過していきます。

　飛んでくるいろいろな機種の飛行機を見ていると、けっこう飽きないもんです。今さらながら「なんで鉄の塊が空を・・・」とか考えながら眺めてました。




　公園の一角に風力発電機が4機設置されていました。すぐ下には太陽光パネルも付けられ、風力と太陽光で電力を作ってます。

　この風力発電機はジャイロミル形という風車を使って145Wを発生できます。太陽光パネルも110Wの能力があります。






　設置されたのは今年の3月。東北大震災で原子力発電所の問題がクローズアップされたころです。

　海上公園ではこうした取り組みを広げていって、エネルギー問題に注目を向けています。これからもグリーン電力はますます注目されるでしょう。



　城南島海浜公園では現在、フォトコンテストを開催中です。「飛行機」部門、「犬」部門、「自由」部門があり、管理事務所に郵送または持ち込みで応募できます。

　腕に覚えがあるカメラマンの方はいかがでしょう。締切りは7月31日です。


　東京湾岸にはこの他多くの公園があるので、これから本格的な夏を迎えた時にお出かけ先としておすすめです。


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