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よく休日に自転車に乗って郊外の温泉に入りにいきますが、長距離を走った帰りにはヘトヘトの汗だくです。
せっかく温泉に入ってきたのに意味ないし、もっとラクな自転車に乗りたいなぁ・・・・ で、去年の年末に納車されたのが「ANCHOR RL8 EQUIPE」です。 「ANCHOR(アンカー)」というメーカーはあまり聞き覚えがないかもしれませんが「ブリヂストン」のスポーツバイクブランドです(「アンチョル」と読まないでね)。 ヨーローッパを中心に数多くの有名バイクブランドがありますが、「ANCHOR」は「日本人による日本人のための自転車」という所がポイント。 去年まで「RFX8」として販売されていた「ANCHOR」のミドルレンジモデルがフルモデルチェンジして「RL8」になりました。 型番の「L」が「Luxury(ラグジュアリー)」を示している通り、レース仕様の上位機種「RIS9」より横の剛性を約20%ダウンさせて快適性を追求したモデルです。 外観で見ても「RIS9」よりフレームが細めになっていて剛性を落としているのがわかります。 カーボン製のフレーム素材は今まで乗っていたアルミ素材よりかなり軽くなりました。サイズが同じでもおよそ2kg強の軽量化です。 ストレートのフロントフォークは上位機種「RIS9」と同じ物を使用しているため不安がありません。 ケーブル類はフレームに内蔵されます。ダウンチューブのケーブル取り込み口の加工がちょっと特徴的です。ハンドルを切った時に干渉しないような工夫なのかな。 パワーを受け止めるボトム部もそんなに太く作られていません。ここの作りが極太でガッチリしすぎると踏んだ時に硬すぎてヒーヒー言ってしまうので、貧脚の私にはありがたいです。 チェーンステーは縦に潰れた形で、快適性とフレーム剛性をバランスさせています。 コンポーネントの違いなんて私ぐらいのレベルではわからないので、お手頃価格のシマノ105をチョイス。細かい所をケチらずにフルで105を装備しているのが「ANCHOR」らしいです。 フレームは全体的に横に広く、縦に細い作り。特にトップチューブからシートステーにかけてはかなり横に潰れた形状をしています。横に薄くすることでバネのように振動を吸収するという構造です。 コンポーネントを安くおさえた代わりに、ホイールをFULCRUM(フルクラム)RACING3にアップグレードしました。 「2:1スポーク・レシオ」という、後輪のドライブ側スポークが14本、反対側が7本という構造になっています。パワーのかかるドライブ側スポークを増やすことでホイールバランスを取るという考え方です。 今年からフランジもオーバーサイズになって剛性がアップ。白いハブがちょっとオシャレです。 * --- * --- * --- * --- * --- * --- * --- * さて、肝心の乗り心地のインプレッションですが、正直インプレできるほどの自転車感覚は持っていないので「あくまでも個人の感想です」という通販化粧品のような決まり文句をあらかじめ断っておきます。 「RL8」のメーカーアピールが「ヒルクライムやロングライド、ロードレースまで幅広く対応するマルチロールバイク」。 乗った瞬間に感じたのが「軽いっ!」という事。アルミからの乗り換えという事もあり、この軽さは感動的でした。フレーム単体で980g(480mm)なので軽いコンポーネントで仕上げると完成車で6kg台にすることもできます。 軽さのおかげかホイールのおかげか、ちょっとした登り坂ならギアチェンジせずにそのままモリモリ登っていきます。苦手だったヒルクライムが楽しくなりそうです。 さらにカーボンのフレーム自体と柔らか目の剛性のおかげで、振動吸収性が抜群です。細かいロードノイズを拾わず乗りやすくなりました。長距離を走ったあとの疲労感がだいぶ軽減されたのがはっきりわかります。 私は自転車を振り回してゴリゴリ走るタイプではないので、脚力のある方が乗るとイメージは違うのでしょうが、当初の目的「長距離乗ってもラクな自転車が欲しい!」は見事に達成されました。 「長距離走りたいんだけどレースモデルみたいにガチガチなフレームは苦手だなぁ」という方には合ってる自転車だと思います。 現在、各地のアンカーショップで「RL8 展示・試乗キャンペーン」を行なっているので、気になる方はお問い合わせください。 あなたのより良いサイクルライフのために! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013/02/17 08:23:42 PM
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