カテゴリ:雑感
見るつもりはなかったのだが、BSで「風と共に去りぬ」をやっていたので、つい引き込まれてしまった。
この映画、何度目かぁなぁ??しかし、見るたびに凄い映画だと思う。これぞ映画の真髄、映像の美しさ、配役の素晴らしさ・・・。それにヨーロッパではナチが台頭して第二次世界大戦の前夜にこんなのを作っちゃうんだから、当時のアメリカって、本当に凄い国だったのよね。 話は飛ぶが、長らくレッド・バトラーって私の理想の男性像でした。でも最近ようやく「こんな男性、いる訳がない」って悟ったわ。経済力があり知性に秀でて、女性をいついかなる時も守ってくれる男性・・・。そういう意味では、「チャングム」のミン・ジョンホも同じなのよ。科挙の試験を一番で合格して、文武両道に優れ、勇敢に主人公を守ってくれる。ん~、絶滅しちゃったんじゃないのかなぁ?? 昔の上司が「男の方が、甘えたいし守って欲しいと思っているもんなんだ」って言われて、妙に納得しちゃったわ。加えてポン友が「妻っていうのは、男にとって母であり姉であり友人であり、時には妹のように甘えて自尊心を立てて上げる総称なのよ」と言われ、なんだかバカバカしくなった。「そうか、他人に期待しちゃいけないんだ」と思った途端、視界が開けたような気がした。 それでも、スクリーン上のバトラーは逞しく、時に物憂げで・・・。だからこの映画はいつまでも愛されるのよ。レッド・バトラーとミン・ジョンホの共通項。女性にとっての理想像は実在しないという点が同じなのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 14, 2006 02:22:56 PM
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