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テーマ:我が家の小鳥(2335)
カテゴリ:なちこと庭の仲間達
コナン・ドイルの赤毛連盟、アイザック・アジモフの黒後家蜘蛛の会、テレビドラマのセーラー服反逆同盟が世の中に堂々と出回っているのですから、丸さを愛する丸々同盟があってもいいと思うのです。
サラリーマンが焼酎片手に毬藻にすずめ、ピカチュウの丸さについて熱く語るのはお約束です。で、私はうずらの丸さについて涙ながらに語るのです。 例えばこんな風に。 今日はなっちゃんを、巣箱からより大きい衣装ケースに移し変えたんです。大きいお部屋で喜ぶかと思ったら午前中は全く固まって動かないんですよ。部屋には砂場と新聞を細かく切った藪を用意したんですがそのどちらにも行かないでじっと固まって丸くなっているんですよ。可哀想で泣けてきましたよ。 でね、それから砂浴びも始まったんですがね、いつもより小さく体に巻き込むようにしか砂を捲らないんですよ。段々馴れてきたら、生クリームを泡立てるみたいに豪快に砂を掻き揚げていましたけどね。そうしたら全身の羽が開いて、頭の羽まで立ってふわふわに丸くなっているんです。嬉しくなっちゃいましたよ。 更にエスカレートして、新聞のプレスリーのコンサートみたいに横滑りで飛び込んだりと大変だったんです。参ったなあって巣箱に寄っていくと、あいつったらぴくう! と固まってこっちを見上げるんですよ。最高でした……。正面向いているので、胴体、頭、嘴と全部重なって円になっているんですから。生クリームの絞り器で、小さく丸を描いたようなんですよ。 ってな具合に。 丸々同盟の会員になったら、そここでお酒を開けてしまうでしょう。うずらさんのことで毎日赤ら顔しているのが私です。 なっちゃん、らぶ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月02日 20時40分38秒
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