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テーマ:我が家の小鳥(2334)
カテゴリ:なちこと庭の仲間達
いつも眩しそうに目を眇めるマロンちゃんは、憂い顔の美人さんです。その上、胴体も形良く、ナイスバディなのです。なっちゃんはメロメロです。
好物のバッタを低く小刻みに鳴きながらゆっくり食べるのが慣わしですが、いつもマロンちゃんに脇から掠め取られています。焼きそばをもらっても上手に食べることが出来ないから、短い切れ端をゆっくりつまんでいると、嘴からはみ出た部分から引っ張られて奪われています。 マロンちゃんは卵を生むので、いくら食べても足りないのでしょう。なっちゃんはまあるい目をくりくりさせて大人しくご飯を譲るのです。 マロンちゃんは、魅惑的なだけでなく鶉道の達人ですからね。 色々と感じるところがあるのでしょう。 彼女に「さすが先生!」と声を掛けたくなるのは食事の時です。 豪快に虫でも細長い麺でも一飲みで食べるのでいい手本になっています。なっちゃんなんて、今まで見向きもしなかった葉っぱも食べるようになりました。器用に茎から葉っぱを毟り取った葉っぱをマロンちゃんが丸呑みすると、落ちた破片をつまんで食べています。手も怖がらなくなりました。気にしたこともないと、手の甲をつつくマロンちゃんに倣って馴れてきました。 囀りも上手に出来るようになりました。小声で鳴きあう時間も増えてきて、なっちゃんは可愛い雄叫びもしなくなりました。 そうして今日も、マロンちゃんを真似っこして鶉の生き方を学んでいます。 ただ一つ。 マロンちゃんでも教えられないことがありました。 それは卵を孵すことです。人に飼われている鶉は卵を孵さなくなることが多いそうです。マロンちゃんもそうでした。 初めて卵が生まれるところをみた日のことです。なっちゃんは卵のそばで何時間も座って見守っていました。様子を何度も伺ったのに同じ体勢で、じっと卵を見つめて丸くなっているのです。この卵が孵るのかしら?と言いたげに。そばを離れないのです。 何かしなくちゃいけないような。でも、それがなんだか分からない。 そんな風に。 駄目なんだよ。 それじゃ。 見るだに不憫だったので、孵卵器を買いました。 ベルバードにて、1万5千円で売っていたのです。転卵もして1度に8個温められます。 これで大丈夫だね、良かったね。 卵が孵るといいね。 なっちゃん、らぶ! マロンちゃん、これからもなっちゃんを宜しくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月25日 16時55分17秒
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